2018年6月5日 更新

【京都お寺めぐり】『そうだ京都行こう』CMで一躍メジャースポットに!睡蓮満開まさに見頃☆「勧修寺」

山科にあるお寺。これまでわりと穴場だったのが、今年JR東海『そうだ京都行こう』のCMで桜の名所として一躍有名に。そして、現在は花菖蒲や睡蓮が見頃。行ってきました。

今年の桜シーズンは観光客が殺到して一躍有名スポットに

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山科区、ちょうど名神高速道路の南側。ふだんひっそりとした穴場的お寺。
私もかなり昔に一度参拝したことありましたが、最近は少し事情が違うみたいです。

今年のJR東海『そうだ京都行こう』の桜名所CMで、ここ勧修寺にスポットが当たり、観光バスで他府県からの観光客が続々と参拝に来られたそうです。地元民からすると、ついにこんな穴場スポットにまで触手を広げたかJR東海!と(笑)

JR東海 勧修寺 美しいCM 桜 そうだ京都、行こう

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真言宗山階派大本山の門跡寺院。
900年(昌泰3年)創建。開基(創立者)は醍醐天皇、開山(初代住職)は承俊、本尊は千手観音。
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皇室と藤原氏にゆかりの深い寺院で寺紋(宗紋)は裏八重菊。別名「山階門跡」とも称する。
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意外と境内が広いのと、境内を立派な白壁で囲っているあたり、門跡寺院らしい造りだなぁと。季節の紫陽花も。
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宸殿。
皇室関係者が代々住職を勤めてきた門跡寺院(もんぜきじいん)特有の建物。金具の雰囲気など、他の寺院とはやはり違った趣。
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国歌『君が代』にも登場するさざれ石。この時点で、境内見どころ満載だなぁと。
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そして、人工的な造園でありつつ、野趣あふれるというか。木々の旺盛な生命力が伝わってくるというか。

青もみじや他新緑の木々の中に通年赤いモミジもあり、面白い風景。
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庭園散策。
ヒノキ科のハイビャクシン。樹齢750年とも言われ、京都市の巨樹名木の一つ。
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屋根部分の切り出しに、なかなかテクニックを要しそうな勧修寺型灯篭。
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水戸黄門様の寄進だそうです。なんとも洒落たデザインですね。
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庭園のシンボル的建物・観音堂。

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この屋根のかんじ、楼閣風で特徴的ですね。こちらも門跡寺院の様相。
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庭園は別名『勧修寺氷池園』と呼ばれ、「氷室の池」を中心に造園。
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意外と広大な氷室の池。古くは平安時代に、毎年1月2日に池に張る氷を宮中に献上し、その氷の厚さでその年の吉凶を占ったとされ、京都でも屈指の古池。
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池には鯉も泳ぎ、時折パクパクと口を鳴らしてました。食欲旺盛。
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池のまわりにはちょうど見頃の花菖蒲。
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そして、この数日前にNHKニュースにもなった睡蓮の花。こちらも見頃。凛とした佇まい。
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モネ絵画に和風の花菖蒲をプラスした、贅沢な風景がというか(笑)
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さらに、観音堂も背景に。

池の周りには散策コースがあり、それもより自然に近い状態にキープされていて、まるで山にハイキング来たのか?て思えるほど(笑)

じっくりと参拝してみると、他の寺院にはない魅力がわかりました。JR東海さん、目の付け所けっこういいな、と思いました(笑)

勧修寺 へのツイート

詳細情報

住所:山科区勧修寺仁王堂町27-6
電話番号:075-571-0048
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:   
    一般 団体割引
大人  400円 320円
大学生 400円 320円
高校生 400円 320円
中学生 200円 160円
小人  200円 160円
休館日:無休
関連サイト:https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000031
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