2017年11月7日 更新

色付き始めた”秋の京都”!紅葉の名所「嵯峨野エリア」をぶらり!

11月に入り、すっかり秋が深まってきた京都。嵐山からもほど近い場所にある人気の観光スポット「嵯峨野エリア」。色付きはじめた嵯峨野エリアをぐるっとまわってきました!

11月に入り冷え込んできた京都。木々も色付きはじめ、すっかり秋が深まってきました。色付きはじめた嵯峨野エリアを散策してきましたので、その様子をご紹介します。
嵐山からほど近くではありますが、嵯峨野エリアは観光客もそれほど多くはなく落ち着いた雰囲気です。紅葉のピークまではまだ半月ほど早いのですが、赤、黄、緑のコントラストも美しく風情があり、十分に紅葉が楽しめました。

(撮影日 2017年11月6日)

落柿舎

 (102001)

松尾芭蕉の弟子、向井去来(1651年 - 1704年)が別荘として使用した草庵であった「落柿舎」。
田畑越し、正面からのこの景色は有名ですよね。
 (102002)

こちらが落柿舎の玄関。拝観料は250円です。
 (102003)

現在の落柿舎は井上重厚が1770年に再建したものになります。
かやぶき屋根がまた風情があっていいですよね。
 (102004)

落柿舎の玄関からの景色も、また風情がありますね。

二尊院

 (102006)

こちらは「二尊院」。二尊院の名の由来は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像からきます。またこの立派な総門は、伏見城の遺構と伝えられています。
拝観料は500円です。
 (102007)

「二尊院」は紅葉の名所とも知られており、この広い参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ親しまれています。
参道はまだまだ色付きはじめといった状況です。
 (102008)

すでに最高潮を迎えているもみじもところどころににありました。
 (102009)

二尊が安置されている本堂前での一枚。美しい木々を背景にした立派な松が絵になります。

祇王寺

 (102014)

二尊院からさらにすすみ奥嵯峨へ。落ち着いた街並みの中に色付いた木々が散見されます。
 (102011)

「平家物語」にも登場した悲恋の尼寺と知られいる祇王寺です。竹林に囲まれた風情のある場所。
紅葉の名所としても知られる祇王寺ですが、まだこの状況。拝観料は300円です。
 (102013)

周囲は竹林に囲まれ、地面は苔を覆われ、緑に包まれています。
燃えるようなもみじと緑のコントラストが楽しみでなりません。
 (102012)

滝口寺

 (102028)

明治時代に一時廃寺となりましたが、昭和初期に再興された「滝口寺」です。また「滝口寺」も平家物語に登場し悲恋の寺として知られています。拝観料は300円です。
 (102031)

小倉山の一画にあり、竹林に囲まれた立体感のある景色が絵になります。
 (102030)

もみじと本堂の景色が美しいのですが、本堂は工事中でした。(2017年11月6日現在)
 (102029)

壇林寺

 (102016)

祇王寺、滝口寺のすぐそばにある「壇林寺」。檀林皇后が815年に建立し、平安初期の仏教文化の中心地でしたがのちに廃絶しました。その後、1964年に再建されました。
本殿と霊宝館には、皇后ゆかりの遺品をはじめ仏教美術品が多数展示されています。

拝観料は400円です。
 (102019)

敷地内から多くのもみじを顔をだしています。いくつかのもみじはすでに最高潮を迎えていました。
 (102017)

敷地内のもみじは、もう少しかかりそう。半月くらいしたらピークを迎えそうとのことでした。

清凉寺

 (102021)

嵯峨の釈迦堂で知られる古刹「清凉寺」。こちらは京都府の文化財として指定されている仁王門。
迫力満点のその姿は、「嵯峨野の顔」と呼ばれています
 (102022)

京都府の文化財指定されている本堂(釈迦堂)です。
敷地内であぶり餅や湯豆腐を頂くこともでき、清凉寺の名物となっています。
 (102026)

清凉寺で紅葉見どころは、本堂の裏手あたり。
 (102023)

本堂の裏には池があり、その池に面して弁天堂が建っています。
 (102025)

この渡り廊下からは、池と弁天堂を拝むことができます。(要拝観料)

まとめ

さらっと嵯峨野エリアの紅葉状況をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
これから本番を迎える秋の京都。ぜひ嵐山とセットで嵯峨野エリアにも訪れてくださいね。
34 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

Kyotopiカメラ部 Kyotopiカメラ部