2017年12月7日 更新

“いとをかし”清少納言ともゆかりのある「今熊野観音寺」で晩秋の紅葉狩り【穴場】

日本で最も歴史がある観音信仰の巡礼所「西国三十三所」の一つ、今熊野観音寺。泉涌寺の塔頭の一つであり、かつて清少納言の父の邸宅が付近にあったといわれています。清少納言も、定子皇后が崩御された後に晩年を過ごしたという説も。「秋は夕暮れ」と枕草子に綴った清少納言は、今熊野観音寺の紅葉に何を思ったでしょうか?

頭痛、智恵授け、ぼけ封じ「頭の観音さん」

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厄除、開運の寺として知られ、特に頭痛、智恵授け、ぼけ封じなどに効果があるとして「頭の観音さん」と親しまれている今熊野観音寺。建立は平安時代、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開創しました。ご本尊はもちろん、観音様!十一面観世音菩薩です。

今熊野観音寺というのは通称で、実は「観音寺」が正式名称です。
「今熊野」というのは、この赤い鳥居橋の架かる川のこと。観音寺と泉涌寺の間の谷を流れる、今熊野川です。
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鳥居橋を渡ると、紅葉の玄関がお出迎えしてくれます。
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玄関奥にも紅葉が。青空に赤と黄色が映えます。
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子護大師と紅葉です。子護大師とは、大切な子供たちを護り育んで下さるお大師さま「子護弘法大師」のこと。観音寺を開創された方でもあります。
参道を進むと最初にお参りできるので、お子様やお孫様のいらっしゃる方は心身健康・学業成就などを御祈願しましょう。
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子護大師の後ろに階段があります。その先には、再び鮮やかな紅葉が。
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階段を上がると、右に大師堂があります。弘法大師をお祀りしているお堂です。
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本堂の一角と奥に見えるのが多宝塔。多宝塔は「医聖堂」と呼ばれ、日本医学の発展に貢献した人々を祀っています。1984年に建立された、比較的新しい多宝塔です。
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散り紅葉が鮮やかです。今年の秋ももう終わり……いとをかし。
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歩き疲れたら茶所へ。立体感のある紅葉を眺めながら一休み。
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参道の先で、ひときわ目を引く大講堂。こちらは冷暖房やエレベーターも完備の近代施設。法要や法事が行われます。
今は泉涌寺の塔頭として観光客も比較的落ち着いている今熊野観音寺ですが、弘法大師が開設したと伝わる通り、とても歴史のあるお寺です。かつては泉涌寺よりも大きなお寺だったとか。
なんとなく、寂しい気持ちになってしまうのは秋も終わりだからでしょうか?これぞ、いとをかし、いとあはれ。
一度、平安の気分を味わいに訪れてみてください。

今熊野観音寺 クチコミでの評判

今熊野観音寺 基本情報

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キョウトピ編集部 キョウトピ編集部