2023年1月16日 更新

【京都和菓子】四条堀川そば、話題の和菓子店「亀屋良長 本店」の花びら餅

メディア取材か多く、和の素材を利用した斬新な和菓子が人気の亀屋良長。新年を迎え、京都お正月の和菓子「花びら餅」と店内や茶房スペースも紹介します。

新春を祝う和菓子「花びら餅」をいただきました

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亀屋良長は、四条堀川近くの200年以上続く老舗和菓子店です。亀屋良安から暖簾分けされ、1803年に京都四条醒ヶ井の地で創業されました。
四条堀川のバス停の目の前にある利便性の良い店舗。阪急大宮駅より徒歩約5分です。
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新年を祝い、生け花のしつらえが素敵です。南天や菊の花が広がりを表現し、中心の竹が芯をしっかり守っているように思えます。こんな風に一年過ごせたらいいなと思いました。
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清潔感を感じる明るい店内。老舗の定番和菓子をはじめ、和の素材を利用した新しい商品など、メディア取材が多く、話題の多い和菓子店です。2016年にリニューアルオープン、洗練された店内、魅力的な和菓子がたくさん並んでいます。
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今回は花びら餅をいただきたくて、立ち寄りました。市内の色んな和菓子屋さんの花びら餅を食べてみたくて、今回は亀屋良長さんへ。
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販売スペースの奥に茶房があり、そちらで販売されている和菓子をいただくことが出来ます。ワンドリンク制です。
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いらっしゃいませー。にこやかに店員さんが何とも可愛い食器でお水を持ってきてくれました。
大きい方がピッチャー、小さい方がコップです。亀屋良長は醒ヶ井水という京都の名水を使用されていて、そちらが茶房でもいただけます。
こちらの器は錫工房清課堂さんのスズ製の食器で、醒ヶ井水を美味しくいただけるよう特注で作られた器です。お水一つにしてもこだわりを感じ、お陰でお水もとっても美味しくいただけました。
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花びら餅と暖かいほうじ茶です。紅白の敷き紙が新春らしいです。
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花びら餅は、平安時代の新年行事「歯固めの儀」に由来されていて、簡略化されたのが起源だそうです。歯固めの儀では、餅の上に、赤い菱餅を敷き、猪や鮎、大根などを乗せて長寿を願っていただいたそうです。明治時代に現在の形になったと伝わります。
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亀屋良長の花びら餅は、ごぼうの柔らかい部分を甘く柔らかく炊き、西京白みそとあんが、柔らかい求肥で包まれています。中心がほんのりピンクの求肥が可愛い印象です。柔らかくてほんのり甘い求肥、あんもごぼうも癖がなく、ほっこりと美味しいです。和菓子で使わない素材を和菓子らしく仕上げ、全ての素材が邪魔しないように、トータルのバランスを考えられた味に思えました。長寿を願い、今年も健康に過ごせるよう願いながら、いただきました。
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醒ヶ井水を使ったほうじ茶。宇治のほうじ茶だそうで、香ばしい香りと上品で美味しいお味です。花びら餅がより美味しくいただけました。
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茶房の壁には芸術的な作品と思いきや、押し型のようです。使えば使う程味が出そうで、こうやってたくさん集めて展示すると素敵です。茶房の雰囲気にマッチしているように思えました。

店内の商品

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大人気のスライスようかんです。メディアでも度々取り上げられています。食パンをトーストする時に乗せて、手軽にあんバタートーストが出来ます。この日も飛ぶように売れていました。
以前スライスようかんを紹介させていただいた記事です。

https://kyotopi.jp/articles/1X6L9
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こちらは宝ぽち袋です。和三盆で作られた押物で、打ち手の小槌や梅などおめでたいデザインか入っていて、縁起が良いように思います。小さくて可愛くて京都らしいです。
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厄除招福ぜんざいです。関西ではぜんざいを食べて厄を祓う風習があり、小豆の色は邪気を祓うと言われています。
以前紹介させていただいきました。

https://kyotopi.jp/articles/pBsyv

京都名水醒ヶ井水

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お店の西側には『醒ヶ井』と書かれた手水がありました。創業当時から、お菓子作りに使用されている京都三大名水「醒ヶ井水」を提供されています。
亀屋良長さんが創業時に枯渇していた醒ヶ井水を復活させたそうです。
自由に汲むことが出来るようで、地元の方が水を汲まれていました。
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醒ヶ井水は、店内で試飲できます。お店のご厚意が有難いです。

今回は新春の京都でいただく和菓子、花びら餅を紹介しました。販売は終了していますが、他にも人気の和菓子がありますので、機会があれば、立ち寄られてはいかがでしょうか?

店舗情報

店舗名:亀屋良長 本店
住所:京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話番号:075-221-2005
営業時間:9:00~18:00(茶房 11:00~17:00)
年中無休(元旦、3日除く)
関連ページ: https://kameya-yoshinaga.com/
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