2021年2月1日 更新

【京都和菓子】節分に今年一年の厄除けを!厄除けぜんざい2選

今年の節分は124年ぶりに2月2日です。関西では節分に厄除けとしてぜんざいをいただく風習があります。そこで、京都の和菓子店「鶴屋吉信」と「亀屋良長」の厄除けぜんざいを紹介します。

「追儺おぜんざい」鶴屋吉信

 (200237)

関西では厄払いにぜんざいをいただくという風習があります。
小豆の赤い色が邪気を払うという言い伝えがあるそうで、年明け頃から節分の時期に厄除けぜんざいとして販売されています。

まずは「鶴屋吉信」の厄除けぜんざいを紹介します。
鶴屋吉信の創業は1803年。200年以上続く京都西陣の老舗です。
京都に本店があり、全国に店舗展開されています。
 (200238)

「追儺おぜんざい」二杯分 1080円
店舗とオンラインショップで2月3日頃までの販売だそうです。
追儺(ついな)とは、「鬼やらい」と呼ばれる鬼を払う宮中の行事だそうで、宮中と聞くと、高貴に感じますね!
しかし、パッケージがずっしりと重い。どんなぜんざいか?楽しみです♪
 (200239)

パッケージの中身です。
レトルトに入ったぜんざいと、お餅とあられが入っています。
 (200240)

パッケージ内には作り方が載っています。
レトルトのぜんざいは湯せんか直接鍋で温めて、あらかじめ焼いておいたお餅を入れ、あられを入れていただきます。
 (200241)

4×3×1.5センチ位の大きさのお餅が二つ入っています。
なんと製造元は米菓子などのCMで見かける越後製菓!
それだけで美味しそうに思えちゃいます♪
 (200242)

1センチ位の大きさのあられ5個。 
小粒だけど良い香りがします、
 (200244)

手順通り簡単に作れました。
小豆の甘くて良い香りがします。
 (200245)

びっくりしたのが小豆の多さ。
パッケージが重かったのは、小豆がずっしりと入っているからだったんですねー。丹波大納言小豆だそうです。上品な甘みで風味がよく、美味しいです。
 (200384)

お餅も期待通りのモチモチ感で、結構お腹一杯になりました。パッケージの重さはこのお餅のずっしり感も影響あったかも?
本格的なぜんざいで、しっかり甘く、おいしくて、食べ応えがありました。身体も温まりましたよ!

ショップ情報

店舗名:鶴屋吉信
住所:京都市上京区今出川通堀川西入る (本店)
電話番号:(075)441-0105 
関連ページ:公式HP https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/

「厄除招福ぜんざい」亀屋良長

 (200252)

四条堀川のバス停近くにある和菓子店「亀屋良長」
亀屋良長は亀屋良安から暖簾分けされ、1803年に京都四条醒ヶ井の地で創業。
200年以上続く老舗和菓子店です。
 (200246)

節分のおぜんざいがあるということで、購入してみました。
「厄除招福ぜんざい」単品432円
1月末時点でオンラインショップでは売り切れ、店舗では、在庫のみの販売となっているようです。店舗では電話でお取り置きも出来ますよ、と教えてくれました。

鬼とお多福の焼き印が可愛いですね。
最中のような薄くてパリッとした皮の中に粉末のぜんざいの元が入っています。
日持ち常温で30日
 (200315)

作り方は簡単!半分に割って、熱湯を120cc注いで混ぜれば出来上がりです。
 (200247)

説明書通りに、まずは袋ごと半分に割りました。
購入した二つのうち、一つ目は手で割って、バラバラになったので、2つ目は包丁で袋の上から割ってみたら、割ときれいに半分に割れました。
 (200248)

袋から出して、お椀に入れます。
 (200249)

よくかき混ぜて、あられを入れて、完成♪
簡単です!
 (200251)

お湯を注ぐことで、小豆がしっとりして、良い香りが漂ってきます。
結構小豆も入っていました。
 (200250)

パリッとした皮が、お餅のようになり、しっとりもちもち。
小豆と和三盆の風味が優しいお味。あっさりした美味しいぜんざいです。

今回は節分が近いということで、ぜんざい二種を紹介しました。
鶴屋吉信のぜんざいは、本格的なぜんざいを食べたい人に、亀屋良長のぜんざいは、手軽にぜんざいを食べたい人にお勧めです。

お土産にも喜んでもらえると思います。
機会があればぜひお試しあれ♪

ショップ情報

店舗名:亀屋良長 本店
住所:京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話番号:075-221-2005
営業時間:9:00~18:00
公式HP・オンラインショップ:: https://kameya-yoshinaga.com/
25 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

m.m m.m