山科で評判!地元密着型、普段使いの和菓子店
山科区、国道1号線から大石道に入り、道路沿いに店舗を構える、地元や各地の催事でも評判の和菓子店「萬屋琳窕 本店(よろずやりんちょう)」。
創業は1982年。現在は2代目の店主が切り盛りしています。本店のほか、スーパーへの出店も行っており、12月には椥辻エリアで路面店を10年ぶりに復活させました。
もともと隣接していた建物が旧本店で、現在は製造工場として活用されています。
創業は1982年。現在は2代目の店主が切り盛りしています。本店のほか、スーパーへの出店も行っており、12月には椥辻エリアで路面店を10年ぶりに復活させました。
もともと隣接していた建物が旧本店で、現在は製造工場として活用されています。
こじんまりとした店内には、こだわり抜かれた和菓子がぎゅっと並びます。どら焼きや最中をはじめ、みたらし団子、フルーツ大福、そして江戸時代に山科の名物とされた「道晴餅(どうはれもち)」の復活にも取り組まれています。
販売スペースの奥が、どら焼きや団子などの製造現場になっており、店内には甘く香ばしい香りが広がります。思わず手が伸びてしまう、そんな空気感です。
販売スペースの奥が、どら焼きや団子などの製造現場になっており、店内には甘く香ばしい香りが広がります。思わず手が伸びてしまう、そんな空気感です。
看板商品の「夢銅鑼焼(ゆめどらやき)」は、長年の試行錯誤を経て完成した一品。ふんわりとしっとりした生地に、北海道産大納言小豆を使った粒餡を合わせた、店の顔ともいえるどら焼きです。
今回は特別に作業現場を見学させていただきました。現在、6種類のフレーバーが用意されており、この日は抹茶どら焼きを製造中。生地が焼き上がる香りが、なんとも食欲をそそります。
続いて、団子の肝となる包餡の作業を見学。職人の手で、手際よく、かつ丁寧に仕上げられていく様子はまさに職人技です。
隣の旧店舗スペースでは、和菓子の肝となる餡や餅づくりが行われていました。創業以来、機械や道具を大切に使い続けながら、変わらない美味しさと、時代に合わせた進化の両立を追求されています。
「夢銅鑼焼」と並んで人気なのが「萬屋最中(よろずやもなか)」。こだわりの餡をたっぷり使いながらも、甘み、風味、粒感のバランスが絶妙で、満足度の高い逸品です。ぜひ一度手に取ってみてください。
なお、看板商品の「夢銅鑼焼」は、来年から焼きながらの店頭販売を予定されているとのこと。どら焼きは日持ちのする定番和菓子というイメージもありますが、焼きたてはまったくの別物です。
ほんのり温かく、立ち上る香りが食欲を誘い、抹茶の風味もより際立ちます。厚みのある生地はふっくらと軽やかで、上品な甘みの餡との一体感も秀逸。いつもの美味しさとはまた違う、焼きたてならではの魅力を、ぜひ味わってほしいです。
山科周辺に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
山科周辺に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
店舗情報
店名:萬屋琳窕 本店 (ヨロズヤリンチョウ)
住所:京都市山科区川田百々2-4
営業時間:9:00〜18:00
定休日:水曜日
https://www.instagram.com/yorozuyarincho_official/
住所:京都市山科区川田百々2-4
営業時間:9:00〜18:00
定休日:水曜日
https://www.instagram.com/yorozuyarincho_official/
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Kyotopi 編集部
