河原町五条に誕生した滞在型ホテル
河原町五条に、暮らすように泊まる滞在型ホテルが誕生。御池や円山公園地下などで駐車場を展開する「一般財団法人京都市都市整備公社」による新事業で、もともと駐輪場だった場所を建て替え、ホテル兼事務所として生まれ変わりました。2026年3月に正式オープン。ひと足先に家族で試泊してきました。
河原町五条の交差点すぐという好立地、ホテルの名前は「琥珀(こはく)」。入口からすでに落ち着いた高級感が漂い、静かな期待感がじわりと高まります。
エントランスではタッチパネルでチェックイン、客室は暗証番号式で解錠と、非対面でスムーズに入室できるのも今どきの仕様。
客室はスタンダードとスイートの2タイプ。今回は最大5名で利用できるスタンダードルームへ。ワンフロアに2室というゆとりある設計で、スイートは1フロア貸切。扉を開けた瞬間に感じるのは、一般的なホテルの「部屋」とは明らかに違う、住まいのような広がりです。
約60㎡の空間に、ダブルベッド2台と布団セット。大きな窓から自然光が差し込み、外へと視線が抜けるレイアウトがとにかく開放的。
約60㎡の空間に、ダブルベッド2台と布団セット。大きな窓から自然光が差し込み、外へと視線が抜けるレイアウトがとにかく開放的。
インナーバルコニーも設けられ、時間がゆっくり流れていく感覚に包まれます。リビング・ダイニングもゆったりと配置され、大型テレビではNetflixやDAZNも視聴可能。観光の合間に、何もしない贅沢を味わえる空間です。
また照明やコンセントも多めに配置されていたり、かゆいところに手が届く配慮がされています。
また照明やコンセントも多めに配置されていたり、かゆいところに手が届く配慮がされています。
さりげなく用意されたお抹茶も、京都らしい演出のひとつ。
さらに本格的なキッチンも併設されており、簡単な料理はもちろん、本格的な調理にも対応。
徒歩5分圏内には24時間営業のスーパーフレスコやコンビニもあり、食材を買って部屋で楽しむこともできます。外で食事を楽しんだあと、部屋でゆっくり晩酌という使い方も自然とハマる。食器やカトラリー、食洗機まで揃っているのは滞在型ならでは。
洗面台は2台設置され、朝の準備もストレスフリー。アメニティにもこだわりが感じられ、ドライヤーは人気のリファ。ドラム式洗濯機も完備されており、長期滞在にも対応。広めの浴室と、驚くほどふっくらとしたタオルが、旅の疲れをしっかりと受け止めてくれます。
屋上テラスに上がると、視界が一気に開けます。京都の町並みを一望でき、遠くには清水寺の姿も。南側には京都タワー。高層ビルに遮られない空の広さは、やはり京都ならではの贅沢です。
館内にはコンパクトながらジムも完備されており、予約制の貸切利用。他の宿泊者を気にせず、自分のペースで汗を流すことができます。
さらに、京都のお酒や冷凍食品が購入できる自動販売機も設置されており、クレジット決済にも対応。ちょっとした“もう一杯”にも困りません。
オープンスペースも用意されており、軽食をとったり、パソコン作業など、少し気分を変えて過ごすこともできます。
室内、テラス、オープンスペースもあり、ワーケーションにも利用できます。
室内、テラス、オープンスペースもあり、ワーケーションにも利用できます。
実際に滞在して感じたのは、このホテルは「泊まる場所」ではなく、「過ごす場所」だということ。1泊で通り過ぎるのは少しもったいない。3泊、4泊と滞在してこそ、この空間の良さと京都の魅力がじわじわと重なっていきます。
スーパーで食材を買って料理をする、近くの銭湯へふらっと出かける、朝は鴨川を散歩する。観光地を巡るだけではない、“日常の京都”を体験できる滞在型ホテル。「琥珀」は、そんな時間の使い方を提案してくれるホテルでした。
スーパーで食材を買って料理をする、近くの銭湯へふらっと出かける、朝は鴨川を散歩する。観光地を巡るだけではない、“日常の京都”を体験できる滞在型ホテル。「琥珀」は、そんな時間の使い方を提案してくれるホテルでした。
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Kyotopi 編集部
