2021年4月8日 更新

【新店】3月開業☆世界2号店『フォションホテル京都』の絶景フレンチレストラン

おおきに~豆はなどす☆今回は3月に開業した注目の新設ホテル。その館内にあるフレンチレストラン。東山連峰を望む絶景を楽しめるラグジュアリーな空間。

3月開店☆フランス美食ブランド『フォション』レストラン

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下京区、河原町五条上がった場所。
3月16日にグランドオープンを果たした注目のホテル。日本初、世界2軒目となる『フォションホテル京都』。

創業130年余の歴史を誇る、フランス・パリ8区の高級食料品ブランド『フォション』が手掛けるホテル。
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日本では1972年に高島屋百貨店に初出店。京都では高島屋地下食品フロアに昔から出店する有名店。もしかしたら、日本におけるフランス食品ブランドの先駆けではないですかね。バブル期、時代の潮流にも乗り、広く知れ渡ったブランドという印象もあります。

そして、現代では京都にもブティックを構え、世界のパティシエ、ショコラティエとして知られるピエール・エルメもフォション出身。
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そんな美食ブランドのホテルに、京都はおろか日本中が注目。今回はそのホテル内にあるレストランでランチをしにやってきました。もちろん予約してやってきたわけですが、相当注目度が高く、ランチもディナーも連日満席。
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まず、館内入ってスグの右手に『ペストリー&ブティック フォション』があり、スイーツ、紅茶、ジャムなどフォション食品を販売。こちらについては、また改めて詳細記事を掲載予定。
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ちょっとキュートな雰囲気のソファースペース。ブランドカラーであるフォションピンクをポイントに、ホワイト、ブラック、ゴールドを貴重とした館内。

ここからエレベーターでレストランのある最上階10階へ。
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パリと京都を融合させたラグジュアリーでモダンなデザインの店内。シックでありながら、ピンクや紫が艶やかな印象を放ち、高揚感あふれる内装。北側にバーカウンター、南側に厨房があり、シェフ数人で調理されている様子が見えます。

客席52席。この時点ではまだお客は数人でしたが、このあと団体の女性客が入店し、満席に。
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予約の段階で、眺望のいい席をお願いしていたので窓際のこんな素敵なテーブルをキープ。
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東山連峰が一望でき、清水寺や横からの大文字山、比叡山も見えます。今回はランチでお邪魔しましたが、夜の夜景もきっと素晴らしいだろうな、と。そんな絶好のロケーション。
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アメニティーも面白いです。
こちらおしぼり。白い固形状の乾燥ナプキンに水が注がれ、みるみるうちにそれらしい形状に。
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マスクケースも。
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今回は予約の段階でコースを選んで臨んだわけですが、夜のコースのランチ版、メニューシェフ9350円のコースをチョイス。いつになく奮発(笑)明日からはお茶漬けサラサラ生活です(泣)

というのも、本当は夜に伺いたかったので、それに代わるランチということで、こちらがその共通メニュー。
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ドリンクはワインも飲みたかったんですが、後に予定を控え炭酸水で。

初めて見るサントリー炭酸水『山崎の水』。京都郊外、天王山の麓、ウイスキーの仕込み水でもある山崎の名水。通常タイプのよりちょっといいやつだそうです。さらにグラスが違うだけで、まるで透明なスパークリングワインでも飲んでいるような錯覚に浸れます(笑)
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パンはカンパーニュ。昔フォションのクロワッサンが好きで買っていた頃もあり、これも皮がパリパリでいい味わいの生地。
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まずは前菜。これ、食べてみたかった料理の一つ。
フォション特製鴨フォアグラピスタチオのパテアンクルート。

お皿のデザインが印象的ですが、コースのお皿は全てこのデザインで統一されていました。
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鴨肉、フォアグラ、ピスタチオ、豚脂、さらにパイ生地で包み空洞部分にアスピックを充填。パイのサクサク感もキープされ、わりと食べやすいパテ。まわりのピクルスなどを箸休めにしながら。
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かぼちゃのスープ。トリュフマスタード風味。かぼちゃかなり濃厚で舌ざわり滑らかなスープ。乳性のものなし。トリュフの風味が確かに活きてました。

いろいろと料理について質問もしたかったんですが、サーヴィスの方がフランス人のようで、ちょっと聞き取りづらい部分もあり(笑)
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ズワイ蟹のクロケット、ペルノ酒風味のブイヤベースと共に。
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中央にズワイ蟹のむき身の入った半割クロケット。そのまわりにタピオカ、長粒米のようなパスタ・リゾーニにおそらく桜の花びら、ディルなどを散らし、ブイヤベース添加でおなじみ薬草系リキュールペルノー風味の甲殻類系スープで満たされた一皿。
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思いのほか、甲殻系の味が濃厚。そしてパスタとタピオカの食感の面白さ。
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メインは2種類ありましたが、こちらが人気でオススメということで、京都丹波産赤地鶏もも肉の赤ワイン煮込“コック・オ・ヴァン”春人参のロースト春トリュフ。
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トロトロに煮込まれた京赤地鶏の下には滑らかなジャガイモのマッシュ、そして濃厚な赤ワインソース。春トリュフの風味がさらにソースの味わいを引き立てていました。
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もしかしたら、このコースの中の一番の特筆事項かもしれません。個人的に取り立ててスイーツ好きというわけではありませんが。

最後のデザート。お皿にはみ出すほどの盛り合わせ(笑)
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そのうちの一つ、伝統菓子サヴァラン状のものにはアルマニャックが注がれ、その瞬間芳醇な香りが漂います。

この中には一部1階でも販売されていて、詳細についてはまた別枠で改めてご紹介する予定です。
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そして、最後紅茶。普段はコーヒー派ですが、そこはフォションなので当然紅茶(笑)

フォションブレンドティー。黄金色に塗装されているのは南部鉄瓶。館内の2階ティーサロン『サロン ド テ フォション』ではピンク色の南部鉄瓶を使用されているとか。最後ゆっくりと季節の風景とお茶を楽しみました。

今回はレストラン利用でやってきましたが、ホテル館内には世界初のSPAもあり注目。新たな名所になりそうですね。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:フォションホテル京都 レストラン グランカフェ フォション
場所:京都市下京区河原町通松原下ル難波町406
電話:075-751-7711
営業時間::朝食 / 7:00-11:00 (L.O. 10:30) ランチタイム / 11:30 - 15:00 (L.O.14:30)
      ティータイム / 15:00 - 17:00 ディナータイム/17:00 - 22:00 (L.O.21:30)
定休日:不定休
公式サイト:https://hotelfauchonkyoto.com/
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