2020年8月27日 更新

【京都国立博物館】みうらじゅん&いとうせいこう音声ガイド必聴!特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区、京都国立博物館で現在公開中の展覧会。西国三十三所草創1300年記念の特別展。そして音声ガイド必聴。

爆笑音声ガイド必聴!

 (189698)

東山区、七条にある京都国立博物館。前から来たいと思っていて、行ってきた友人談でよかったと聞き、ようやく特別展へ。

絶賛公開中の西国三十三所草創1300年を記念した特別展。当初4~5月に予定されていた展覧会ですが、新型コロナウイルスの影響で延期され、7月23日からスタートし、9月13日までの会期。

今後も新型コロナウイルスの感染状況に応じて、展示期間の変更、入場制限等が行われる可能性もありますので、来館の際にはHPまたは公式ツイッターでご確認ください。
 (189700)

近畿2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音信仰の霊場『西国三十三所』。その霊場を札所とした巡礼は日本最古で、現在も多くの方が信仰。

私も四国八十八所巡礼は結願した経験があり、今度は西国巡礼を始めようかと思っていた矢先です。総距離約1000㎞の巡礼路にある霊場の3分の1は京都に集中しているため、なじみのある方も多いはず。
 (189699)

向かって東側、明治古都館(旧帝国京都博物館本館)。
明治28年10月竣工、30年5月開館。博物館のシンボル的煉瓦造の建物。重要文化財指定。
 (189702)

 (189703)

そして、展覧会会場である平成知新館。
以前にも紹介しましたが、ここ京都国立博物館は昔豊臣秀吉が創建した方広寺境内南側であった場所に建てられています。
 (189701)

平成知新館エントランスの橋と水盤。二重丸状のデザインが橋にも水盤にも施されていますが、この場所がまさに方広寺の柱が立っていた場所。

そんな新旧の歴史を垣間見れる博物館であることも要チェック。
 (189704)

そして、今回の音声ガイドはかなり豪華です。
仏像マニアとしておなじみの京都出身イラストレーターみうらじゅん氏と作家いとうせいこう氏のダブルキャスト。
 (189705)

『見仏記』という仏像をめぐる共著紀行文シリーズから、仏像を紹介するテレビ番組をも受け持つお二人。なので、かなり面白い切り口で解説してくれることを期待し、即決で使用することに(笑)別途600円要。
 (189706)

 (189707)

特別展は7つの章で構成され、通常なら歩いて数か月かかる霊場の至宝が一堂に公開。
 (189708)

その33霊場である札所が有する国宝、重要文化財など貴重な宝物が多数展示され、さらに寺外への出陳が初めてとなる秘仏も公開。
 (189709)

日本最古の巡礼所三十三札所は閻魔大王のお告げを受けた大和国長谷寺の開基・徳道上人が人々を救済するために定めたと伝わる観音霊場。その七観音すべてのお姿を公開。

で、ネタバレにならない程度の感想ですが、私自身わりと仏像を見る機会が多い方だと自負いていますが、初めて存在を知る観音さまもあり、かなり貴重な体験。さらに、音声ガイドの解説が独特すぎて、展示物を前にして肩を揺らして爆笑する場面も(笑)展覧会でそんなガイド今まであったか?という斬新なものです。絶対必聴!超オススメ!!
 (189710)

売店コーナーでも京博限定商品多数あり。
 (189711)

こんな千手観音像とのツーショット撮影スポットもあり。

友人も話していて私も同感ですが、もう一回見てもいいくらい興味深く面白い特別展。アート作品として見てもかなり見どころある作品ぞろい。会期は9月13日まで。

詳細情報

名称:西国三十三所草創1300年記念特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」
会場:京都国立博物館 平成知新館(京都市東山区茶屋町527)
会期:2020年7月23日(木・祝)~9月13日(日)
開館時間:午前9時30分~午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
     ※金曜日と土曜日の夜間開館は中止
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般 1,600円 大学生(学生証提示)1,200円 高校生(学生証提示)700円
     ※中学生以下は無料
お問い合わせ:075-525-2473(テレホンサービス)
公式サイト:https://saikoku2020.jp/index.html
18 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

三杯目 J Soup Brothers 三杯目 J Soup Brothers