2022年10月15日 更新

【京都国立博物館】伝説の名品や豊臣秀吉『黄金の茶室』も☆「京に生きる文化茶の湯」展

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区、京都国立博物館で現在公開中の展覧会。茶の湯で知られる千利休生誕500年にあたる特別展でもあり。

京都ゆかりの茶の湯の名品が勢ぞろい

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東山区、東山七条にある京都国立博物館。1897年(明治30年)に開館し、平安時代から江戸時代にかけての京都の文化財を収集・保管・展示する文化施設。歴史的にも貴重な絵画や工芸品など、数々の名品を多彩な切り口で展示し、個人的に多くの刺激を受ける施設でもあります。
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そんな場所で、現在絶賛開催中の特別展『京(みやこ)に生きる文化 茶の湯』。京都ゆかりの茶の湯の名品が一堂に会す展覧会。この日は平日ながら大勢の入館者でにぎわい、茶の湯文化の歴史への注目度の高さを感じました。
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京都国立博物館は展覧会鑑賞目的で内覧するのはもちろんなんですが、建造物を見学するにも面白い施設。

現在展覧会で主に使用されている平成知新館は、ニューヨーク近代美術館 新館、東京国立博物館 法隆寺宝物館、豊田市美術館などを手がけた世界的建築家・谷口吉生氏設計の21世紀の建物。

片や、京博のシンボルと言うべき煉瓦造りの洋風建築・明治古都館と表門(西門)は1897年(明治30年)5月1日に「帝国京都博物館」として開館した重要文化財指定の建物。

そんな新旧の時代の建物が同じ敷地内に同居する、ちょっと面白い博物館でもあります。
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さらに歴史をさかのぼると、ここはかつて豊臣秀吉が創建した方広寺のあった場所。平成知新館エントランスの橋と水盤に、一見ただの二重丸デザインが施されているように見えますが、じつはこれ、かつて方広寺の柱が立っていた場所を再現しています。
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今回の展覧会の音声ガイドナビゲーターは女優・多部未華子さん。
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会場には1~3階まで展示品がならび、全7章に分けてその変遷を紐解く。奈良時代に中国からもたらされた喫茶文化を語る資料を皮切りに、茶の栽培や社寺や町衆へとその文化が広がっていく様子。戦国時代には茶人・千利休の登場により確立されたわび茶。それに傾倒していく天下人・織田信長や豊臣秀吉の名茶器コレクションなど。さらに大名、公家、僧侶、町人と幅広く茶の湯が浸透し、茶道具が多様化する様子など。とにかく、見ごたえがあります。
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さらに、日本史の教科書でも習った豊臣秀吉の『黄金の茶室』や千利休がわび・さびの精神を追求して具現化した茶室も展示室に再現。黄金の茶室、よく秀吉の悪しき成金趣味と語られることしばしばですが、実際当時のロウソク程度の灯りで見た茶室は荘厳さの極みだったんだろうな、と体感できたり。

今年は千利休生誕500年を記念し、茶の湯に関する展覧会が各地で催されていますが、その本拠地である京都でこれだけの規模で、しかも名品ぞろいの展覧会は今後しばらく開催されないだろうな、と思えるほど。

貴重な特別展、お見逃しなく!

詳細情報

名称:特別展「京(みやこ)に生きる文化茶の湯」
会場:京都国立博物館 平成知新館(京都市東山区茶屋町527)
会期:2022年10月8日(土) ~ 12月4日(日)
   前期展示:2022年10月8日(土)~11月6日(日)
   後期展示:2022年11月8日(火)~12月4日(日)
開館時間:火~木・日 9:00~17:30(入館は17:00まで)
     金・土 9:00~20:00(入館は19:30まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般1,800円 大学生1,200円 高校生700円
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