2026年6月19日 更新

【京都和菓子】夏越の祓に欠かせない!黄綬褒章の名工が作る『極上の水無月』と季節菓子

こんにちは、おいしいものには目がない京都人、葵(あおい)です。皆さんはもう、残り半年の無病息災を祈って食べる「水無月(みなづき)」の準備はできていますか?今回は、地下鉄九条駅エリアで見つけた、心温まる接客と極上の和菓子が魅力の老舗「二葉軒」をご紹介します。

下町情緒漂う九条に佇む、昭和10年創業の老舗

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地下鉄烏丸線「九条駅」から徒歩約5分。大石橋の交差点から竹田街道を少し下がったところにあるのが、今回ご紹介する「二葉軒」です。
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気取らない街の和菓子屋さんといった佇まいですが、実はこちらの二代目店主は、全国菓子博覧会で何度も賞を受賞し、令和2年には「黄綬褒章」を受章された工芸菓子の名手なんです。上賀茂神社の神紋に由来するという「二葉葵」のマークが目印です。

温かい接客と美しいお菓子に心癒される店内

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店内に入ると、ご高齢のお店の方がとてもゆっくりと、そして丁寧に対応してくださいました。
「待たせてごめんね」という優しい気遣いと、のんびりとした会話。世知辛い現代で「早くして」と急いでしまいがちな日常ですが、ここでは焦る必要なんてありません。その時間そのものが心地よく、和菓子を買う体験そのものが癒しになります。
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ガラスケースの中には、日常のおやつにぴったりの餅菓子から、お茶席用の上生菓子までずらり。どれもお手頃価格なのが嬉しいですね。
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一年の半分が終わる6月30日「夏越の祓(なごしのはらえ)」が近づいてきましたね。

入り口には「六月三十日は火曜日ですが、みな月の日です休みません」という手書きの案内が貼られていました。定休日を返上してでも応えたいという、地域の人にどれだけこのお店の水無月が愛されているかが伝わってきます。

季節を感じる3種の和菓子を堪能

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今回はこちらの3種類を購入しました。
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「水無月」230円(税込)
まずはこの時期の主役、水無月です。もっちりとしたういろう生地の上に、艶やかな小豆がたっぷりと敷き詰められています。
一口食べると、ういろうの程よい弾力と、甘すぎず上品に炊かれた小豆の風味が口の中で絶妙に絡み合います。シンプルだからこそ、ごまかしのきかない職人さんの確かな腕を感じるおいしさです。
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「あじさい餅」240円(税込)
続いては、鮮やかな緑の葉っぱに乗せられたあじさい餅。キラキラとした淡い紫色が、雨に濡れる美しい紫陽花を見事に表現しています。
口に入れた瞬間、みずみずしい道明寺の粒がサララと心地よくほどけていきます。中にはなめらかな餡が詰まっていて、上品な甘さがじんわりと広がり、思わず笑顔になってしまいます。
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「宇賀の月」240円(税込)
最後は、近くの宇賀神社から見える月にかかる雲をイメージしたという看板商品の焼菓子です。
薄い半月型の生地でこし餡を挟んでおり、表面に塗られたすり蜜がシャリッとした食感のアクセントに。驚くのは、フワッと抜ける生姜の香り!甘さの中にピリッとした生姜の風味が効いていて、大人のセンスを感じる奥深い味わいです。

まとめ

一口食べれば、忙しない日常を忘れてしまうおいしさですよ!

街の和菓子屋さんの温かい雰囲気と、黄綬褒章を受章した名工の確かな技術が同居する素晴らしいお店でした。
美味しい和菓子はもちろんのこと、お店の方との温かいやりとりに、残していきたい大切な「京都の風景」を感じることができます。水無月を買いに行くのはもちろん、普段のおやつタイムにもぜひ立ち寄ってみてくださいね!

店舗情報

店名:二葉軒
住所:京都市南区東九条中御霊町25
営業時間:8:00~18:00
定休日:火曜日
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葵