2022年3月8日 更新

【保存版】京都オススメの個性派マニアック仏像☆アフロ石仏~口から小仏像【厳選6件】

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都オススメのちょっと個性派のマニアック仏像を集めました。

アフロヘアの石仏でおなじみ☆「金戒光明寺」

 (220145)

 (220146)

 (220147)

左京区、京都の市街地を見下ろせる丘陵地に知恩院とならぶ格式を誇る寺院、浄土宗の七大本山の一つ『金戒光明寺』。「くろ谷さん(くろだにさん)」の愛称で親しまれ、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。中でも、広大な墓地エリアの一角にあるアフロヘアの石仏像。正式名称は五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀仏ですが、皆アフロ仏と呼ぶことがほとんど(笑)春には桜を背景に撮影する人も多数。

名称:くろ谷・金戒光明寺
住所:京都市左京区黒谷町121
電話番号:075-771-2204
関連記事:https://kyotopi.jp/articles/OHvDE

口から飛び出す六体の小仏像☆「六波羅蜜寺」

 (220150)

 (220151)

 (220152)

東山区大和大路松原。毎年夏の行事、大文字の送り火にも関連するお精霊さんを供養する万燈会でも知られ、都七福神、唯一の女神・弁財天を祀ることでも知られる天台宗のお寺『六波羅蜜寺』。最近では大判おみくじでも知られるお寺だが、中でも教科書にも掲載され、不思議な世界観をかもす、口から小さい六体の阿弥陀仏が飛び出す空也上人像を安置。現在は東京国立博物館の特別展「空也上人と六波羅蜜寺展」への出展のため所蔵宝物館は休館中。

名称:六波羅蜜寺
場所:京都府京都市 東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町81-1
電話番号:075-561-6980
関連記事:https://kyotopi.jp/articles/6lAe4

口から小仏像☆本能寺の変・明智光秀ゆかり「月輪寺」

 (220154)

 (220155)

 (220156)

右京区、愛宕神社のある愛宕山下山途中にある秘境ともいえる場所にあり、山岳信仰や修験道の場として信仰を集める天台宗寺院『月輪寺』。空也上人・法然上人・親鸞聖人などの名僧ともゆかりあり、さらに戦国武将・明智光秀が本能寺へ出陣する前におみくじを引いたとも伝わるお寺。その宝物館には重要文化財に指定、口から小仏が飛び出す仏像として有名な空也上人像を安置。空也上人像といえば、六波羅蜜寺は運慶の四男・康勝の作、こちらは父・運慶作と伝わっています。

名称:月輪寺
場所:京都市右京区嵯峨清滝月ノ輪町7
電話:075‐871‐1376
関連記事:https://kyotopi.jp/articles/PiToT

『仏様のオーケストラ』必見☆泉涌寺スグ「即成院」

 (220158)

 (220159)

 (220160)

東山区、泉涌寺塔頭の真言宗泉涌寺派寺院『即成院』。平家物語ゆかり、弓の名手・那須与一の墓所もあり、中でも阿弥陀如来像、その周りに雅楽でよく見かける笙、太鼓、笛、琵琶などを携えた二十五菩薩で構成された通称『仏様のオーケストラ』は圧巻。さらに毎年10月に執り行われる『二十五菩薩お練り法要』で装着されるお面は不思議な雰囲気を醸す法要として知られています。

名称:即成院
場所:京都市東山区泉涌寺山内町28
電話番号:075-561-3443
関連記事:https://kyotopi.jp/articles/Xycul

知る人ぞ知る『伏見の大仏』☆「欣浄寺(ごんじょうじ)」

 (220162)

 (220163)

 (220164)

伏見区京阪深草駅にもほど近い場所にある曹洞宗寺院『欣浄寺』。一見一般公開していないお寺のように思えますが、事前に電話で連絡すると快く拝観させていただけます。本堂には通称『伏見の大仏』と呼ばれる丈六の毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)を安置。いつ創建されたのかは不明だそうですが、木造で表面は和紙で施されている大仏。木造では日本一大きい大仏とも伝わり穴場。

名称:欣浄寺
場所:京都市伏見区西桝屋町1038
電話番号:075-642-2147
関連記事:https://kyotopi.jp/articles/Diw5R

山中の巨岩に彫られた『摩崖仏』☆「笠置寺」

 (220166)

 (220167)

 (220168)

京都府相楽郡笠置町の山中にある、日本の仏教史を語る上で外せない真言宗智山派寺院『笠置寺』。境内は標高289メートルの笠置山に広がり、ちょっと登山感覚で拝観するような順路。その途中の巨岩に彫られた摩崖仏、御本尊の弥勒磨崖仏像は圧巻の存在感。季節によっては雲海も見える秘境的寺院でもあり。

名称:笠置寺
場所: 京都府相楽郡笠置町笠置笠置山29
電話:0743‐95‐2848
関連記事:https://kyotopi.jp/articles/mOFNm

最後に

いかがでしたか?どのお寺の仏像もそれを拝観するためだけに訪れたくなるような、圧倒的存在感と神秘性。一体どんな境地に至れば、こんな仏像が生まれるのか、作者のことを知りたくなるような、そんな独創性にも富む仏像たち。中にはコロナ禍で拝観休止の可能性もありますので、事前確認してください。
26 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

三杯目 J Soup Brothers 三杯目 J Soup Brothers