2024年9月30日 更新

【京都居酒屋】名店出身の若い店主が河原町六角に「創作料理 夜のとばり」をオープン!

2024年9月27日、河原町六角にオープン!名店出身の若い店主が営む「創作料理 夜のとばり」で、ディナーなり。居酒屋料理の王道!で、仕事きっちり!で美味しい居酒屋割烹なり。

仕事きっちりの王道の居酒屋料理

 (272800)

どこぞ面白いお店は無いかなあと食べログの新店登録を見ていると、当日夜に予約が取れるお店を発見。キャッチコピーに「菊乃井本店で修行した店主によるクオリティーの高い日本料理をご提供。」とあり、カテゴリーが創作料理&居酒屋だったのでそんなに高くはないだろう!と発作的に予約を入れたのだ。

と、予約を入れてからお店から折り返しの電話確認が入る訳で。多分、ご店主曰く「実はまだプレオープン中で、2時間制限になるのですが良いですか?」とのこと。しかし、プレオープン中に食べログで予約を取るとはやりよるな!と思いつつそのまま予約をお願いし、予約時間の18:00にやってきた河原町六角東入。

お店の名前は「創作料理 夜のとばり」なり。入り口は一階ですが、お店は二階にあります。階段を登り、店内に。
 (272801)

こういうアダルトな雰囲気です。4人掛けテーブル席が2つ、カウンター席が7か8席か、というこじんまり店。プレオープン中なのでお知り合いのお客様ばかりの中、なぜだか我々がカウンター端っこ席に潜入!するわけで。いやー、人生で出会いというものは色々とあるよなあ!と思いつつ、今日はよろしくお願いします!ということに。
 (272802)

で、お料理のメニューその1。日本酒は「菊正宗 百黙(ひゃくもく)」が一押しの模様。めちゃお若いお二人がカウンター内に居られて、菊乃井5年→五十家グループ2年のお兄さん、菊正宗杜氏さんの親戚筋のオーナーさんが同い年。お二人とも男前且つ27才!というお店なのだ。オーナーのお兄さんから「今日はプレオープンなので割引でお得にさせて頂いているので、沢山召し上がってください!」という嬉しいお申し出あり。
 (272803)

こちらがレギュラーメニュー。メニュー名から想像すると、お値段も京都市内居酒屋割烹の平均価格より随分とお手軽価格。先に書いておきますと、創作料理!という感じではなく、カッチリ作り込まれたお料理を出す正統派居酒屋という印象でした。で!
 (272804)

まずは一枚目の本日の一押しから3品を注文。とりあえず「生ビール(サッポロ)」¥600を頂いて、ほっこりとお料理を待つわけで。(カップは可愛らしいですが、量は意外にしっかり目)
 (272805)

まずは、「おばんざい5種盛り」¥1500なり。これが見た目のまんま内容充実。二時の方向から時計回りで、「茄子の揚げびたし」、「もろこの南蛮漬」、「万願寺とじゃこの煎り煮」、「大豆とひじきの含め煮」、中央は「糸こんにゃく明太和え」ではないかと。
おばんざいですがどれも丁寧な仕上がりで、ちゃんと美味しいです。ほほー、これまたキッチリしているなあと感心していると・・・
 (272806)

更に「お造り5種盛り合わせ」¥2300が登場。鱧、イサキ、真鯛、シマアジ、鰹タタキという布陣で全部3貫付けという充実度。これもなんだかキッチリしているなあ!と感心するわけで。これは内容を考えるとお安いですな。真鯛大推薦。
 (272807)

折角なので、このお店一押しの日本酒「菊正宗 百黙 純米大吟醸」を。メニューでは大吟醸だったのですが純米大吟醸でした。グラス¥600で出していて大丈夫か~と思いつつ。ご店主曰く「兵庫県内限定商品で、京都では扱うお店はここだけだと思います!」とのことでした。芳醇旨口&するすると喉越し良好で、こりゃ普段呑みレベルではないウマさですな。

で、お若いご店主から「土鍋で鮭の炊き込みご飯を炊くのですが、よろしかったら是非!」と営業されたので、それは1杯だけ頂こうとお願いするのだ。
 (272808)

で、土鍋でご飯が出来るのを眺めつつ、次のお料理の登場を待つのだ。
 (272809)

「季節の焼き野菜5種盛り」¥1100なり。万願寺にパプリカ、南瓜に蕪に舞茸。ちゃんと炭火台で焼いていて、味付けは塩や付け味噌という健康健全系。いやー、めちゃイイアテですなあ。感心しました。
 (272810)

で、実は日本酒の種類は先の百黙と、城陽、それに菊正特選、獺祭四五という布陣。とりあえず城陽を一合貰おうとすると、こういうお猪口登場。
 (272811)

徳利提供でした。一応、獺祭以外は制覇したような。
 (272812)

で、炊き込みご飯が出来たので見せに来てくれて・・・
 (272813)

可愛いお茶碗ですが、鮭の身ごろごろ!で味付けも上品。こりゃータイミングが合えばいい〆になるよねえ!とニッコリなのだ。(とはいえ、もう少し食べて、〆はあれを食べようと相方と事前に決めているわけで)
 (272814)

で、どこででもポテサラがあれば食べる家族なのでまた注文しております。「山椒香るポテトサラダ」¥650なり。いくらがでれでれーんと掛かっているので量的は控えめですが、これはアリ!な一品。柑橘系の爽やかな山椒の香りが確かにいい仕事をしますな。
 (272815)

更に一押しのお料理から「鴨のパリパリ」¥1000なり。いやー、これまたありえない充実の一品。低温調理で火を入れた鴨を仕上げに、皮側を超パリッパリ!に仕上げるのですがウマー!黒七味とすだちで頂くのも品がイイですな。いやー、これは大オススメ。
 (272816)

更にこちら、ありそうでなさそうなアテから「だし巻の天ぷら」¥700なり。超あっつあつ。いやー、かりっとした衣とふわふわ玉子のハーモニー。これはなかなか面白い一品&めちゃお安いですな。

で、結構食べたのですが、これで〆ようと先に決めていたわけで。
 (272817)

これまたちゃんとしている「鯖寿司(二貫)」¥700なり。炙りがお願いできるのでお願いしました。炭を押し当てて火を入れるのですが、香ばしくってウマー!ですな。で、これをさらに旨くするのが・・・
 (272818)

「夜のとばり特製だし」¥350×2で〆。魚の旨味満載ですが下卑た味ではなく、こりゃーめっちゃイイ汁物ですな。超オススメいたします。

結局生ビール2に日本酒グラス2(多分60ccぐらい)と、日本酒2合と呑み量は若干控えめで、お料理は美味しかったのでついついしっかり目に食べて、〆て¥10000チョイ。多分プレオープン記念で2割引きぐらいではないかと思いますが、¥13000でも全然納得の内容でした。 お料理は「創作料理」というより居酒屋料理の王道!で、仕事きっちり!で美味しい。日本酒増やして~!が要望かな。

まだまだ若いお店なので色々と試行錯誤されると思うのですが、また落ち着いたころにやってくる気満々店。実は9/27グランドオープン。直ぐに広まりそうなので、お早めに是非。

店舗情報

店名:創作料理 夜のとばり
住所:京都市中京区河原町六角下ル山崎町258-28 木屋町六角白鳥ビル 2F
営業時間:17:00 - 23:00
定休日:火曜日
TEL:050-5594-3456
23 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。