2024年4月30日 更新

【京都青もみじ】東京明治神宮のモデルとなった神社建築!限定御朱印もある名所「向日神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府向日市にある神社。青もみじの穴場名所で限定御朱印も。東京明治神宮本殿のモデルとなった国指定重要文化財もあり。

限定御朱印もあるひっそりとした穴場青もみじ名所

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京都府向日市。ここに知る人ぞ知る穴場神社『向日神社』があります。参道石畳が緩いスロープ状になっており天に伸びていく、そんな風景が石鳥居から見え、以前から気になっていた神社。この時は4月中旬で、まだ若干八重桜が残っていました。
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元々は同じ向日山に鎮座する「向神社」(上ノ社)、「火雷神社」(下ノ社)という別の神社があり、いずれも延喜式神名帳に現れる古社。
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向神社は御祭神(向日神)が向日山にとどまり稲作を奨励したことに始まるとされ、一方火雷神社は神武天皇が大和国橿原から山背国へ遷った際、当地に火雷神を祀ったことに始まると伝わっています。そして、火雷神社は養老2年(718年)の社殿新築にあたり、玉依姫命と神武天皇を合祀。建治元年(1275年)には向神社が火雷神社を併祭し『向日神社』と改名され、付近一帯の総鎮守に。
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すでに、この時点で青もみじシーズンの到来をうかがうような、清涼感ある新緑が広がりつつある参道。桜のシーズンにはここが桜並木にもなっており桜の名所に。そして、意外と長く、地味に傾斜が後々足に効いてくる、そんな参道(笑)
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本殿は小高い丘陵の上に立地し、神社の隣には向日市天文館や勝山公園もあり、地域住民の憩いの場になっている様子。
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本殿は応永29年(1422年)再建されたもので、室町時代の流造を代表する三間社流造(さんげんしゃながれづくり)に檜皮葺(ひわだぶき)の屋根を持つ国指定重要文化財。本殿自体は覆屋の中にあり、幣殿や拝殿と一体となっていて直接見ることはできません。そして、この建物は東京の明治神宮本殿のモデルとなった建物で、この1.5倍のサイズで明治神宮は建造されました。

そして拝殿頭上にある龍の透かし彫りは当時のもの。今年2024年は60年に一度の甲辰(きのえたつ)年で、龍神様が守護神となる辰年ということで、注目が集まっています。
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本殿裏手には青もみじが広がり、新緑浴にもピッタリな空間。
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で、今回は季節限定らしい青もみじバージョンの御朱印をいただきました。

参拝客は比較的少なく穴場のようで、これから迎える本格的な青もみじシーズンにオススメしたい神社ですね。

詳細情報

名称:向日神社
場所:京都府向日市向日町北山65
電話:075‐921‐0217
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