2019年7月5日 更新

【保存版】NHK『ブラタモリ』で注目!豊臣秀吉が築いた京都を取り囲む巨大土塁「御土居」スポット☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回はNHK『ブラタモリ』で注目を集め、今では人気観光スポットとなった、豊臣秀吉が築いた土塁「御土居」。そんな史跡をまとめました。

市内に点在する御土居めぐりが今人気!

まず御土居とは・・・
天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、京都の都市改造の一環として外敵の来襲への備えと、鴨川氾濫を防ぐための堤防として、天正19年(1591)に多くの経費と労力を費やして築いた土塁(土手)。

現在市内にその名残を残すスポットが点在し、土地の高低差を感じながら御土居めぐりするのが今人気。

そんな御土居スポットをまとめました。
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今なお鷹ヶ峯に残る京の町を取り囲んだ土塁『御土居』

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鷹ヶ峯エリア。
通常施錠された状態の御土居ですが、近くには古い和菓子店があり、そこでお願いすれば開錠して御土居に上ることも可能。高さを体感できる御土居。

歴史と施設が共存!校庭に存在する御土居☆「北野中学校」

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西ノ京、西大路通沿いにある京都市立中学校。学校の校庭にそれとはわからないくらい違和感なく存在する御土居。事前に学校へ申し出れば、部外者でも見学可能。

鳥居群の土台となる御土居☆「市五郎大明神」

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西ノ京、地下鉄西大路御池駅にもほど近い場所にあり、住宅やオフィスビルの谷間に存在する御土居。御土居上には鳥居群とお稲荷さんが祀られ、毎年11月8日にはお火焚祭も執り行われる。

平野神社スグの住宅街にある御土居

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北野天満宮の北門から少し住宅街へ。すると突如現れる緑の壁。一瞬古墳のようにも見える御土居。すぐ近くには紙屋川が天然のお堀になったような位置関係。
住宅街の中で一服の清涼剤的癒しの空間にも感じられ、上手く史跡が町に溶け込んだ景観。

御土居の北限☆加茂川中学校裏「紫竹」

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堀川通りの北端、加茂川中学校裏手にあり、御土居の中でも北限にあたる場所。すぐ近くには賀茂川があり、川沿いに張り出された御土居。

紫式部邸宅跡に残る御土居「廬山寺(ろざんじ)」

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京都御所、東側の清和院御門スグの場所。女性作家・紫式部の邸宅址でもあり、日本文学の最高峰・源氏物語を執筆した場所でもあるお寺の墓地にある御土居。ビルの背後にひっそりと存在。
いかがでしたか?この他、北野天満宮、大宮交通公園内にも存在し、意外と市内に残っている御土居。かつての戦国時代と現代がつながったような史跡でもあり、ぐるっと御土居めぐりをすることで、その時代を偲んでみたり。そんな観光をおすすめします!
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