2018年11月22日 更新

【京都展覧会めぐり】本場京都で茶の湯文化にふれる!家元の貴重な茶道具特別展も☆「表千家北山会館」

地下鉄北山駅からスグ、北山通り沿いにある茶道の表千家の文化会館。茶の湯にまつわる展示や講演会など催される会館。今回は家元の襲名披露の特別展や記念講演会もあり、行ってきました。

茶の湯文化にふれることのできる表千家の文化会館

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地下鉄・北山駅、北山通りを西へ。この日、とある講演会に興味があり、予め申込みをしてやってきました。もうかなり昔、同じような講演会がこちらで開催されて以来の訪問。
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茶道、表千家の文化会館。ここでは、茶の湯に関する展覧会、茶の湯文化に触れる市民講座、講演会など定期的に開催。

今回は、今年 千利休の命日に、猶有斎(ゆうゆうさい)千宗左新家元が十五代襲名し、十四代千宗左が隠居名・宗旦に改名ということで、その特別展及び記念講演会。
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秋の恒例行事「茶の湯文化にふれる市民講座」の記念講演会ですが、今回で23回目を迎えるそうです。表千家北山会館と京都新聞による企画。呈茶付で受講料2000円。
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エントランスには表千家の茶室である不審庵の縮小レプリカが。

千利休が大徳寺の門前に建てた茶室『不審庵』は代々受継がれ、表千家を代表する茶室の席名。利休好みの草庵茶席の代表とされ、現在は本法寺前の表千家内にありますが一般公開はされていません。度重なる火災で現存の不審庵は 1914年に再建されたもの。

ここから館内、展示スペースは撮影禁止。
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呈茶付。お菓子は京菓子の名店・嘯月 (しょうげつ)の「春日野」。とても上品なこしあんの薯蕷饅頭。
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そして、一保堂茶舗の「縁の白」のお薄をいただきました。私自身茶道を習ってるわけではありませんが、こういう機会に恵まれるのも貴重です。
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講演会は、「家元の代替りと隠居」というテーマで、茶道史に造形深く、NHKの茶の湯に関する番組にもよく登場される、MIHO MUSEUM 館長の熊倉功夫さんが講師。茶の湯について、もっと知識を掘り下げたくなるような興味深いお話の数々。

さらに特別展『表千家と数寄者 而妙会の絆』ということで、家元所蔵の貴重な茶道具の展示品が。素人目にもわかる、その伝統工芸の粋の数々。とても有意義な時間。茶の湯の本場、京都でしか味わえない特別な展示。多少凛とした張りつめた雰囲気もあり。本物にふれるとは正にこのことを言うような。ぜひ、足を運んでみてください!

ヨ~イヤサ~♪

表千家北山会館 への口コミ

基本情報

住所:

住所:京都市北区上賀茂桜井町61番地
電話番号:075-724-8000
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:日曜日、祝休日、展示替期間、年末年始、など(常設展)
入館料:一般800円
公式サイト:http://www.kitayamakaikan.jp/about/index.html
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