2022年3月6日 更新

【京都アート】千利休作銘品の数々☆野村美術館特別展「生誕500年利休茶の湯の確立」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区南禅寺界隈にある美術館。現在、茶人・千利休生誕500年の特別展が開催中。

茶人・千利休作の銘品の数々が展示

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左京区南禅寺北側、下河原にある公益財団法人野村文華財団が運営する美術館『野村美術館』があります。
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ちょうどこの日から開催される特別展『生誕500年利休茶の湯の確立』を鑑賞しようとやってきました。

日本の茶の湯文化において『わび茶』を確立させ、以後茶聖と称えられた茶人・千利休。今年は千利休生誕500年という節目の年でもあり、茶人としての生涯や日本史に及ぼした影響など、さまざまな切り口から改めて注目を集めている千利休。私もこの機会により利休について見聞を深めたいと思いやってきました。
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今回は利用しませんでしたが、会場では京菓子の老舗の和菓子とお抹茶をいただけるお茶席も設けてあります。
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じつは京都に生まれ、ずっと京都で暮らしていて、この界隈も活動テリトリーだったりするにもかかわらず、この野村美術館に足を踏み入れるのは今回初めて(笑)

この野村美術館は、現在の野村ホールディングス傘下、野村證券などを創設した二代目野村徳七(1878 ~1945)の収集品を主な展示品として1984年に開館。二代目徳七は実業家であるとともに「得庵」と号した茶人でもあり、茶を藪内節庵、能を観世左近に習っている。得庵が茶の湯と能に造詣が深かったことから、コレクションの内容もその2つのテーマが主軸になっています。そしてこのすぐ近くには得庵の別邸であった野村碧雲荘もあり、一般公開はされていませんが見事な茶室や能舞台、池泉回遊式庭園もあることで知られています。
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展示物の撮影はもちろん禁止ですが、ロビー前の撮影は可能とのこと。
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ちょうど碧雲荘と隣接するあたりの生垣ですかね。植栽の緑や石灯篭が借景にもなり、落ち着いた効果を与えています。
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展示物は1階、地階にわかれ、会期中前後期で入れ替えがありますが、作品数100点余り。

利休以前の室町時代の足利将軍家による唐物荘厳から、珠光の頃の茶寄合、そして茶の湯が確立し、武野紹鷗の活躍を経て利休に受け継がれ、大成されるまでをたどり、創成期の茶の湯の様相を楽しめる構成。

実際、千利休の作品や豊臣秀吉の茶杓など、どれもその時代に使われた痕跡と、500年近くの時を経て創り出された神々しいほどの風合い、さらにはそれぞれに与えられた作品名の的を得た表現力の秀逸さ。そんなところに深く感じ入り、また可能であれば作品入れ替え後の後期にも訪れたい、見ごたえある展覧会。この機会にお見逃しなく!

詳細情報

名称:生誕500年利休茶の湯の確立
場所:野村美術館 京都市左京区南禅寺下河原町61
電話:075‐751‐0374
会期:3月5日(土) ~ 6月5日(日) 
開館時間:10:00 ~ 16:30(16:00 最終入館)
休館日:月曜日 (月曜が祝日の場合は翌日)
入館料:一般800円 学生300円(中学生以下無料) 障がい者300円
公式サイト:http://nomura-museum.or.jp/
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