2022年10月6日 更新

舞妓はんのおしろいは何故白い? 新京極で艶やか華をどり お座敷遊び体験や記念撮影も!

2022年10月15日(土)~23日(日)まで開催される「新京極華をどり」(新京極商店街振興組合主催 弘庵共催)に先行して、会場の一つとなる「誓願寺講堂」で10月4日(火)、メディア向けに詳細が公表され、宮川町の舞妓とし菜穂さんが踊りを披露しました。

新京極で艶やか華をどりを楽しめる!

宮川町の舞妓 とし菜穂さん

宮川町の舞妓 とし菜穂さん

 誓願寺講堂でメディア関係者、新京極関係者らが待っていると華やかな衣装で雅に登場したとし菜穂さん。一瞬で場の雰囲気が緊張感に包まれました。さっそく、この時期にピッタリな演目「うさぎ」を披露してくださいました。
質問にも気さくに とし菜穂さん

質問にも気さくに とし菜穂さん

 「とし菜穂と申します。舞妓になって4年目、20歳になりました。おたのもうします」と独特のはんなりした物言いで自己紹介。芸妓さんと舞妓さんの違いは太鼓かつらか地毛結、太鼓帯かだらりの帯におぼこ草履、プライベートは何してる? 抹茶スイーツ好きでお店訪問などしてます。と質問にもゆったりと答えてくださいました。
お座敷遊び体験

お座敷遊び体験

 こんぴらふねふねの歌に合わせながら台の上に置かれた徳利の「おはかま」を芸舞妓さんと取り合う遊びです。「おはかま」が台の上にある時は、手は「パー」にして「おはかま」に載せ、台の上にない時は手を「グー」にして、台にふれます。だんだんスピードが上がって行くのでなかなか難しい!
まだ伝統の無かった時代の幽玄の踊り

まだ伝統の無かった時代の幽玄の踊り

 舞妓さんや芸妓さんがおしろいを塗るのは、まだ電灯が無かった当時、蠟燭の灯りだけで薄暗かったからだそうで、中村ローソクの協力のもと、江戸時代頃から伝わる幽玄の踊りを披露してくださいました。
千杜札

千杜札

 最後は一人一人舞妓さんと一緒に記念撮影。本来はお茶屋さんでお座敷を上げないと貰えない舞妓さんの名刺千杜札も貰えます。
新京極ろっくんプラザで華をどり

新京極ろっくんプラザで華をどり

 新京極通150周年記念事業を展開する新京極商店街では、「新京極華をどり」が10月15日(土)~23日(日)まで開催されます。春の都をどりが150年を迎えるという歴史と新京極150年という歴史の縁で実現したイベントです。
 また150年記念実行委員会の調査で明治14年の新京極界隈を記した地図には“歌舞練場”の記載があることも分かってきています。
詳細はこちら

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ろっくんプラザの華舞台と誓願寺の2会場で開催されます。
懐かしいふごおろしでの抽選会

懐かしいふごおろしでの抽選会

 新京極150周年記念事業の一環として行われた2022年8月の新京極商店街の夏祭りでは、伝統的な「ふごおろし」を使った抽選会を復活させるなどワクワクする取り組みを行ってきました。今後の展開も楽しみですね。ぜひ新京極商店街へ足をお運びください!

イベント情報

イベント名:新京極華をどり
日程: 2022年10月15日~23日

開催場所:
新京極華舞台(無料)
舞妓の踊り披露(1曲)と有料の写真撮影

誓願寺講堂(席料 2000円) ※土日のみ
舞妓の踊り披露、お座敷遊び体験、記念撮影など
※新京極で使える500円分の商品券を含みます。

公式:https://www.facebook.com/shinkyogoku/
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Sinosino Sinosino