2021年6月15日 更新

【京都ぶらり】江戸時代の西日本大動脈『西国街道』を歩く☆前編・長岡京~向日五辻

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は江戸時代の西日本の大動脈『西国街道』。東寺から下関まで続く長距離街道。そのうちの京都エリア、長岡京から東寺を目指し歩いた記録、前編。

京都・東寺と山口県下関を結ぶ『西国街道』

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以前、取材で訪れた時からずっと気になっていた昔の街道『西国街道』。京都市内には旧街道がいくつもありますが、一番メジャーなどころでは東海道五十三次。かつて江戸と京都を結んだ主要道路。

で、じつは西国街道についてあまり認識しておらず、調べてみると現在の山陽道に一致し、京都・東寺から山口県下関まで続く西日本の主要道路。かつて豊臣秀吉の時代の朝鮮出兵の際、拡張整備され『唐海道(からかいどう)』とも呼ばれていました。
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そして、東海道と同じく、古い街道めぐりを楽しむ方もいて、ネットでもそのコースを紹介されてたり。

以前、東の東海道は大津から三条大橋まで歩いた経験がありましたが、西の街道は歩いたことないな、と。そんな単純な動機から、今回長岡京から東寺を目指して歩くことに。

その出発点、JR長岡京駅前から長岡天神へ向かって歩くと、西国街道にあたります。こんな風に道に色付けされていて、石標もあるのでスグにわかります。ここから東寺を目指します。

尚、今回の西国街道歩きには、こちら歴史街道推進協議会のコースマップを参考にしました。https://www.rekishikaido.gr.jp/aruku/saigoku/

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その背後には大阪方面に街道が伸びています。
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途中、ポツポツをお店を見かけ、ここが神足商店街であったことを認識。かつてはもっと商店が軒を連ねていたんでしょうかね。再開発が進み、街道沿いには新しい住宅が目立ちましたが。それでも古い旧家もあり、街道らしい風情をかもしていました。
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要所要所で石標で位置確認。ここから東へ
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このあたりはまだ長岡京市。筍のマンホールが目印。
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小畑川にかかる一文橋を渡ります。小畑川は大枝山の老ノ坂峠に発し桂川・淀川へと合流する川。竹林を護岸林にし治水に備えられています。

橋のたもとには巨大な一文銭が飾られ、かつてここを渡るには一文銭が必要で、無銭で渡ろうとするとその場で橋守に切り付けられたといいます。
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橋を渡り切ると、向日市に突入。「桂川右岸流域流」の関連都市である向日市のマンホールデザインは市の木「サクラ」がモチーフに。街道は石畳に整備されています。
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向日市も竹で有名ですね。竹の絵柄が石畳に埋め込まれています。
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この辺りには旧家が多く、しかも閑静な住宅街になっていて、歩きやすい場所。
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乙訓景観十景にも指定され、平成4年には西国街道の古いたたずまいを残す家並み景観を生かした散歩道に整備されました。

ちなみに乙訓景観十景とは、京都市西京区、向日市、長岡京市、大山崎町にまたがる旧乙訓郡において、令和元年に発足した事業で、後世に残したい自然、歴史、生態景観を認定し、その保全と活用に期待する、というもの。
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その中でも国の登録有形文化財にもなっている建物『中小路家住宅』。屋敷内にはカフェもあるようですが、この日は休館中でした。
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そして、街道沿いには歴史街道推進協議会より建てられた道標があり、その土地の地名の由来など、ちょっとした豆知識になる内容が書かれています。
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小井川に架かる小橋を渡り、阪急京都線をくぐります。
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すると、Y字路。地図表示をみると、どちらも西国街道になっていたりしましたが、おそらく道の佇まいから右の細い通りが旧道だろうと。そちらを経由。
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かつては今より道幅広かったのか、駐輪場の一角に愛宕山への石標。灯籠にもなっているんですかね。
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この通りでは竹をモチーフにした道標が。
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今まで道の標識で『愛称』と副題のついたものって、もしかして初めて見たかもしれません(笑)
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その街道沿いには日蓮宗のお寺『石塔寺』。
鎌倉時代末期、日像上人が向日神社前にある法華題目の石塔婆の傍らにお堂を立てたのが始まりとされるお寺。
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さらに進むと、5つの道路が交わる不思議な光景の『五辻』。京都の碁盤の目の道に慣れていると、こんな場所がとても珍しく感じます。そして、その中のY字になった場所にある古い石灯籠。
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『五辻の常夜灯』
江戸時代に京都から楊谷寺(柳谷観音)へ行く参拝者のため、柳谷道の起点となる五辻に立てられ、昭和初期に新道建設のため移設。平成24年に現在の場所に復元。
復元にあわせて整備されたポケットパークが地域の憩いの場となり、また移設を記念して毎年11月に開催される「常夜灯まつり」でも知られているとか。
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しかも、かなり立派な常夜灯で、石段も設置されています。こちらも乙訓景観十景に指定。

ここから先の道のりは後編へ。乞うご期待!

マップ

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