2020年12月27日 更新

【京都神社めぐり】お酒の神様の御祭では御神輿祀る「松尾大社 西七条御旅所」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は下京区西七条にある神社。お酒の神様として知られる松尾大社の御旅所。

お酒の神様・松尾大社の御神輿を祀る神社

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下京区、西大路七条を東へ。御前通を下がった場所にひっそりとたたずむ鳥居。こちらはお酒の神様、呑兵衛の聖地として知られる、西京区にある松尾大社の御旅所。
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その赤い鳥居の北隣りに石造りの小さな鳥居が並び、さらにその先に祠が。

こちらは御旅所境内にある『武御前社』。武甕槌神(たけみかづちのおのかみ)を祀る、この西七条エリアの氏神様にあたります。
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松尾大社といえば嵐山の南に位置し、四条通の西端にある京都最古の神社。そこからかなり距離のある、この場所に御旅所があるって、少し驚きでもあり。
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鳥居脇に手水舎があり、特に水は出ておらず使われていない様子ではありますが、石造りの亀口があることから、松尾大社の霊泉「亀の井」を容易に連想できます。
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がらんと開けた境内には砂利が敷かれ、本殿へ一直線に続く参道、平行してぼんぼりが並び、その広大さを際立たせています。右手には倉庫らしき建物も。
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で、京都の町で度々見かける『御旅所』というワード。御旅所とは、神社の祭礼(お祭)で御祭神を乗せた御神輿(神さん)が巡行の途中で休憩または宿泊する場所のことを言い、よく知られたところでは、四条通にある八坂神社の御旅所。祇園祭の際には御神輿が祀られる場所として有名ですね。
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平安時代末期の史料から確認されつつも、創建の詳細は不明。それによると、「松尾祭」の始まりは平安時代、貞観年間。神幸祭と還幸祭の合間に御旅所として御神輿が祀られたとか。元々は西七条地区に三ヶ所の御旅所があったそうですが、明治以降大宮社、櫟谷社、宗像社、四之社の御旅所として現在の地に集約。

天正13年(1585年)、豊臣秀吉から百四十五石、江戸幕府から二百余石の「朱印地」が与えられ、御旅所としては異例で、当時の松尾大社信仰が絶大だったことを物語っています。

ちなみに、朱印地とは将軍の朱印状によって領有を認められた寺社領や租税を免除された寺社の所持地を指します。
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こちらが本殿。拝殿の奥には本社があります。
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そして、松尾祭の際にはこちらの建物に御神輿が鎮座し、境内には出店も設けられ、お祭りらしいにぎやかな風景に。

今年は新型コロナウイルスの影響で、御神輿の巡幸が中止になり、残念な年になってしまいましたが、来年こそはお祭りのにぎやかさを取り戻す一年であることを願います。

詳細情報

名称:松尾大社 西七条御旅所
場所:京都市下京区西七条南中野町81
電話番号:075‐312‐4824
公式サイト:http://www.matsunoo.or.jp/guide07/
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