2018年5月13日 更新

京都屈指の3大ディープ酒場・四富会館どんつきの名割烹!驚きの安さとクオリティ☆「てしま」

四条富小路にある京都3大ディープ酒場『四富会館』の有名割烹。ディープな場所に入居する狭小カウンター店ながら、そのクオリティの高さと安さに驚愕。入店激戦が常ながら、たまたま運よく予約とれて行ってきました。

GW明けでどこも客足が少ない時期に運よく入店

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四条富小路上る。
もはや、全国紙にも京都のディープ酒場として広報されてる有名スポット『四富会館』。
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渋い昭和風情ただよい、長い通路の両脇にひしめき合う様に飲食店が入居。どのお店もカウンター対面型で、よりお店の人や居合わせた客とのコミュニケーションが自ずと密になる仕様。

これまで、女性店主の国産ワインのお店やタイ料理店など、いろいろ来店しましたが。
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いつもわりと入り口手前のお店ばかりを攻めてましたが、今回は奥の奥にあるこちらへ。
あとで聞くと、この四富会館の中でも一番古株だそうです。そんなお店を今までスルーしてたとは(汗)

とても人気のあるお店で、入店するのも激戦らしく、この日はGW後で市内のどこのお店も閑散としてる時期。そんな時にたまたま電話したら予約がとれて。普段ならそうもいかないようです。

場所柄、錦市場関係者も集い、それだけ舌の肥えた人をも唸らせるお店みたいです。
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カウンター8人掛けのみの狭小スペース。これ、かなり引きで撮影しようとしたんですが、お客全員が映りこんでしまう接近状態(笑)

店内にはテレビがついていて、夕方6時前でしたが、すでに3人ほどお客さんがいて、アットホームでいい具合に。
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カウンターの上には、すぐ出せる品や食材が並んでいます。壁には御品書き。気取らない雰囲気。んー正直この段階では、なんでそんなに皆を魅了させるお店なのか、どこからも推し量れず。なんかフツーの居酒屋というか。
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おまかせメニューがあるんですが、ちょっとフルコースみたいになってて破格。へぇ~これはいい。この時点で、割安で食べられるお店なんやろなぁと。
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ちょっとカワユスな箸置きにも見とれつつ(笑)
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飲み物メニューないんですが、ワイン以外ならなんでもありますよ、とご主人。で、まずは瓶ビールで。生ビールもありましたが。
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で、友人合流で適当に先付盛り合わせつくってください、と注文してこれが登場。
鴨ロースあるやん!とちょっとテンション上がる(笑)

他、茄子の揚げ浸し、出汁巻、鯛の子の炊いたん、ホタルイカの酢味噌和え。
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最初、茄子の揚げ浸し食べて驚き。
私より年上のご主人つかまえて、こんな言い方は超失礼なんですが、お主デキるな!と目を見張る味加減。鴨ロースの味の入り加減しかり、ホタルイカの状態と辛子酢味噌の辛子のほどよい効き加減。

そして、この鯛の子に至っては、薄い色目でしっかりといい御出汁やお酒で煮含めた、まさにこれで何杯もお酒が欲しくなる酒盗の品。絶品。

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〆ではなく、もう最初から食べたい!と友人のチョイスでサバ寿司。〆かげん、寿司飯のもっちり感と寿司酢の効きがサイコー。

それもそのはずというか、こちらのご主人は元寿司職人で、寿司や魚に関しては長年の経験で、よりいいモノ、美味しいモノを提供することにこだわりを持つ方。

店のディープな設えとは裏腹に料理のクオリティとのこのギャップ。
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途中レモンサワーにスイッチ。
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天ぷらも適当にお願いします、と注文してこれが。
山菜の女王とも称されるコシアブラ、ウド、ホタルイカ、筍、琵琶湖産稚鮎、鯛の白子など。呑兵衛が大歓喜する、春の旬食材そろいぶみ。
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コシアブラの風味、ウドのホックリ感、筍の自然な甘み、稚鮎の内臓の苦味、全て美味だったんですが、なんといってもこれに悶絶。鯛の白子。たまたま今日いいのがあったから~と事も無げに話すご主人ですが、トロンととろける、濃厚白子。もう絶品。
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もう日本酒にいっちゃうよ~と土佐鶴の冷酒を。
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刺身も適当に盛り合わせで、とこちらが。
イカ、鯛、マグロ、ホタテなど、こちらでさらに日本酒がすすむすすむ。

今回これだけいいものをいろいろ出してもらってお酒も飲んで、1人3300円程度。安ッ!これは皆通って激戦なるわ。しかも、一人でフラッと入店も心地いい感じ。威圧感ないご主人の懐深い雰囲気で受け入れてくれるような。

ちょっといいお店見つけた!そんな自慢したくなるお店でした。

ヨ~イヤサ~♪

てしま への口コミ

詳細情報

住所:京都市中京区富小路四条上ル 四富会館 1F
電話番号:090-2383-2864
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休。電話でご確認を。
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