2020年2月18日 更新

【新店】京都3大ディープ酒場『四富会館』に1月オープン!ツウ好みの燗酒や銘柄ズラリ☆日本酒処「亀亀(キキ)」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区、京都3大ディープ酒場で知られる『四富会館』に今年1月オープンの日本酒マニア必訪店。ツウ好みな銘柄や燗酒を取りそろえ、居心地の良さからつい長居したくなるお店。

四富に1月オープン☆燗酒好き・日本酒ツウ必訪店

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中京区四条富小路上がる。
地元の呑兵衛にはおなじみ、いや最近では全国紙でも知られる京都ディープ酒場『四富会館』。昭和風情の残る激渋の雰囲気の酒場の集合施設。

京都3大ディープ酒場の一つにも数えられ、他京都駅前『リド飲食街』、西院『折鶴会館』とともに、その激渋な酒場好きにはよく知られた場所。
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今回は、友人から新しい日本酒のお店がオープンした、と聞き、久々にやってきました。
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入居してるお店が入り口看板に上がっています。若干の入れ替わりありますが。
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長い通路の両脇にひしめき合う様に飲食店が入居する昭和酒場スタイルの間取り。どのお店もカウンター対面型で、よりお店の人や居合わせた客とのコミュニケーションが自ずと密になる仕様。

これまで、女性店主の国産ワインのお店や和食、タイ料理店など、いろいろ来店しましたが。
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そんな中、以前何度か来店したこともある人気店『天婦羅Bar亀亀』。看板はそのままですが。
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そのお店が、今年1月から内容入れ替わり、天ぷらバー改め、日本酒の専門店をオープン。
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カウンター7席で、以前の間取りそのまま。

すいません、あまりにもカウンター接近戦で、ご主人うまく撮れてませんが(汗)
こちらのご主人は、これまた日本酒好きなら誰もが知ってる名店『益や酒店』出身の方。益や酒店も、日本酒と美味しいアテのそろうお店として、全国紙でも紹介される有名店ですが、それよりもレアな銘柄や燗酒に特化した、まさに色々呑み尽くした日本酒ツウが最終的にたどり着く領域を得意とするお店。

だからといって、日本酒意識高い系で敷居高いのか!と思いきや、全然(笑)
見ての通りの30代若手の気さくなご主人。
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日本酒のお店ですが、まずはチェイサーがわりに生ビール。
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店内には日本酒の瓶がかなりたくさん並んでいるんですが。
そんなに詳しいわけではありませんが、ここまで秋鹿が種類豊富に並んでるお店は初めて(笑)
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さらにカウンターにも所狭しと、この通り。見たことない銘柄もあるなぁ、と思いながら。
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この日のアテはこんな感じ。
まあ、いろいろあります。卓上にはおでん鍋もあり、湯気を立ててスタンバイ。日本酒のアテとしては申し分ないラインナップであることがわかります。
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そして、日本酒ラインナップも。これ以外にもありました。
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隣で私の日本酒の師匠でもある友人が、堰を切ったように気になるお酒を早速注文。まずは冷酒から。

左が案山子の絵柄が和む 奈良、篠峯 純米 うすにごり 無濾過生原酒。右が福島、にいだしぜんしゅ初雪だより
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で、私はというと、この時期らしいお酒。
立春朝搾り含め3種。左から、酒呑童子、月の桂、京の春。それぞれチビチビといただきます。
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そして、アテたち。スモークチキンのジェノベーゼ。
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程よい火入れで柔らか仕上げのチキンにほんのりスモーキーな風味。ジェノベーゼソースもパルメザン入りなのか、コクがあり、日本酒泥棒な一品。
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ポテサラ、塩辛仕立て。ポテサラとイカの塩辛それぞれ単体でもアテになるところ、あえてのペアリング。ポテサラにはかんずりですかね。酒飲みが好みそうなクセのあるオリジナルなポテサラに。
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せせり湯引きポン酢。せせりの不規則な食感が面白い。
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いちじくクリームチーズパテ。甘じょっぱい、いろんな味わいがするパテ。刻んだクルミも入っていて、これもお酒がすすむ一品。
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師匠の追加。石川の白藤酒造、輪島物語 純米無濾過原酒。
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やっと初呑みです、扱ってるお店に出会えなかったのか(笑)秋田の新政酒造 ナンバーシックスSタイプ生原酒。一瞬スパークリングワインかと思うような。日本酒のボトルも種類豊富ですね。こうしてみると。
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愛知の青木酒造、米宗 山廃純米無濾過原酒。自家酵母の完全醗酵。
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すでにこの時点でカウンターは満席で、お隣に座られた一人旅中の女性と歌舞伎トークに夢中の間、師匠に勧められた燗酒。

日本酒も温度帯で味が変わるのもさることながら、呑み始めてからおしゃべりしてる時間経過とともに、さっきまでとは全く違う味わいに変身。なんという生き物感。
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おでん種に出し巻き玉子があり、ちょっと珍しいな、と。まさしく出汁シミシミで、さらにとろろ昆布と柚子胡椒添え。燗酒のマリアージュとともに。
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見慣れない、さっきの棚にはないフォント。大阪の秋鹿酒造、秋鹿 無濾過純米生原酒。師匠チョイス。燗酒で。
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さらに奈良の美吉野酒造、花巴 山廃本醸造 無濾過生原酒などなど。

この日は途中ほかのお客さんとも意気投合し、結局お店に4時間ほどいました(笑)会計も深酒ぎみで一人5000円ちょっと。一人でフラッと入店するのも一見勇気のいる店構えだったりしますが、入ってしまえばそこはパラダイス。一見さんでも皆長居傾向。

特に、ちょっと面白いクセのあるお酒や燗酒など、新たな日本酒ワールドにハマりたい方にはうってつけ。おすすめです!

ヨ~イヤサ~♪

日本酒処亀亀(キキ) への口コミ

詳細情報

住所:京都市中京区富小路四条上ル 四富会館 1F
電話番号:090-5884-9896
営業時間:18:30~1:00 
定休日:不定休
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スイカ小太郎。 | 9,152 view

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