2016年7月11日 更新

世界のVIPを迎える本物の空間!7月から通年公開開始!「京都迎賓館」

7月から通年で一般公開が始まる「京都迎賓館」。5月に行われた試験公開の様子をご紹介します。

7月から通年の一般公開がスタート!

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通年公開が決定した京都迎賓館。5月の試験公開に行ってきましたのでその様子をご紹介します。

入場はこちらの西口からになります。
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本来の正門はこちらです。願わくば、正門から堂々と高級車で入ってみたいものです(笑)
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迎賓館の正面玄関になります。こちらから入場します。

聚楽の間

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入ってすぐは「聚楽の間」と呼ばれているロビーのようなスペースです。のっけからすごいです。

こちらの椅子は西陣織とのことでした。
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調度品も気品があり、高級感たっぷりです。
「聚楽の間」は会議室にも使えるようです。
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ロビーを抜けて、大会議室の「夕映の間」へ続く廊下からは、中央にある庭園が一望できます。

夕映の間

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「夕映の間」には立派な綴織壁面装飾が2カ所あります。
こちらは、京都の北西に位置する愛宕山の夕暮れをモチーフにした愛宕夕照という作品です。
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こちらは月をバックにした比叡山をモチーフにした比叡月映です。どちらも素晴らしいです。
「夕映の間」には多くの調度品があり、京都の伝統技能をあちらこちらで確認できます。

藤の間

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建物は池を中心にぐるっと囲むような構造になっています。
続きまして、晩餐会が行われる「藤の間」です。広さは約300平米もあります。
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藤の間に入ってすぐには、完璧にセッテイングされたテーブルがあります。
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月並みではありますが「こんなところで食事をしたい」と思いました。ですが、実際に食事をすることになったら緊張して味わえないでしょうね(笑)
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「藤の間」にも巨大な綴織壁面装飾があります。
圧巻の迫力です。
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天井の装飾もきれいです。
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「藤の間」をでて、通路を進むと奥には厨房があります。
すべての料理人の方は、一度ここで料理したいと思うんでしょうね。

桐の間

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こちらは「桐の間」、和の晩餐会で使われるお部屋になります。

漆塗のテーブルがすごいです。同時に20人ほど座ることができます。
テーブルの反射が、まるで鏡みたいですね。
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桐の間を別角度から。和室の最高峰ですね。掘りごたつ式になっているので、海外の方もリラックスできます。
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桐の間から続く廊下のようなスペースです。こちらも畳が使われています。ちなみに、この畳、迎賓館のために材料のいぐさを栽培から始められたそうです。

中央の庭園

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館内中央の庭園には廊橋(ろうきょう)があり、庭園を見渡すことができます。
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奥に見えるのが「藤の間」です。
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上品で品格の庭園です。市内と一等地とは思えない景観です。
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池にも錦鯉がたくさんおり、一部浅い造りになっています。
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館内に戻りました。和舟越しの庭園です。雰囲気は伊根町の舟屋みたいですね。品格はもちろん迎賓館の方がかなり上ですが。
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一周まわってきて、迎賓館の参観は以上です。

日本が国をあげて、来賓をお出迎えする本物のVIPスペースです。参観料はかかりますが、このような機会は滅多にないので、一般公開中にぜひ足を運んで頂きたいと思います。

本物がここにはあります。

京都迎賓館への口コミ

京都迎賓館 基本情報

名称:京都迎賓館
住所:京都市上京区京都御苑23 京都迎賓館
公開時間:10:00~17:00(16:20受付終了)
参観料:大人1,000円、中高生500円
入場方法:
・インターネットによる事前申込みを行い事前予約券を受け取り入場
・当日整理券を受け取り入場
公式HP: http://www8.cao.go.jp/geihinkan/kyoto/koukai-kyoto.html
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つきはし つきはし