2021年3月29日 更新

【京都建物】圧倒的存在感の昭和モダニズム建築「京都府立医科大学旧図書館」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区河原町広小路上がった場所にある旧大学図書館。昭和初期のモダニズム建築で魅力的意匠の数々。

近代的建物の病院と対照的な府立医大旧図書館

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上京区、鴨川沿い。荒神橋から川沿いを上がる。ちょっと個人的には思い出の多い場所。よく部活の練習で走り込んだ場所でもあり。
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その西側にあるこちら、京都府立医科大学病院の建物があります。
さらに個人的な思い出として、夕方ともなると病院給食係の方が残飯である大量のパン耳を鴨川のゆりかもめに与え、その光景がさながらヒッチコック映画「鳥」だったことを覚えています。そのおかげで走っている最中、フンが命中することしばしば(笑)ま、それが今も続いているかどうかはさておき。
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鴨川から河原町通沿いへ。病院の正面玄関がこちら。建物も以前に比べ、かなり近代的になりました。さらに病院内では、現在は休止中ですが有名ホテルのレストランがあったり利便性にも優れています。
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そんな敷地内、南側。
近代的建物が立ち並ぶこのエリアで、ちょっと場違いな印象すらうける圧倒的存在感。こちらは府立医大旧図書館。現在では生協などの売店や学生の部活ボックスになっているそうです。

建物は昭和4年(1929)竣工で、設計は建築技師・十河安雄氏によるもの。十河氏は同時期他にも市内の学校建築を中心に設計。
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地下1階を含め、建物は鉄筋コンクリート造3階建。ヨーロッパ中世の教会建築を思わせるゴシック様式。

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中央部分はスクラッチタイル貼り、その両脇部分は石造り風になっています。エントランス両サイドにはシュロの木を配置。
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そして、特徴的なのがこのエントランスのアーチ。通常円形アーチはよく見かけますが、先の尖った尖頭アーチ状に。尖頭アーチは窓枠の意匠にも活用され、それが独特の雰囲気を演出。
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中央バルコニーやその両サイドの装飾的意匠にも歴史を感じます。
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重厚な玄関ドア。その上部の細やかな装飾の鉄枠ごしにステンドグラス欄間。
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ちょっと既視感ある石造りの階段部分。私の母校とちょっと似てます。
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建物奥はいかにも古い理化学研究室風。
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玄関部分のモザイクタイル床。すべての意匠の細かさや装飾性にうっとりとさせられます。
普段建物見物のために病院へ訪れることはありませんが、これは必見です!

詳細情報

名称:京都府立医科大学旧図書館(京都府立医科大学 総務部)
場所:京都市上京区梶井町河原町通広小路上る465 大学本部棟
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