2021年10月21日 更新

【京都ぶらり】市内最古☆大正時代のヴォーリズ建築群「京都府立医科大学YMCA橘井寮」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区吉田にある京都府立医科大学寮。隣には京都大学寮があり、有名建築家ヴォーリズの大正建築。

同じ敷地に2つの大学のヴォーリズ大正建築の学生寮

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左京区吉田、京都大学の西側、東一条通沿いにあるこちらの建物『京都大学YMCA地塩寮』。大正2年(1913年)、京都大学キリスト教青年会 (YMCA) が創設。当初その寄宿舎として建設された建物。

平成11年(1999年)には国の登録有形文化財にも指定された有名建築家・ウィリアム・メレル・ヴォーリズの手掛けた初期の建物として以前ご紹介しました。
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今回はその続編とも言うべき、またもや建物紹介。
京都大学YMCA地塩寮と同じ敷地の西側。
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ちょっと鬱蒼としていて東一条通からぱっと見わかりにくくはありますが。
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駐車場奥に地塩寮と同じテイストの建物が見え隠れしています。
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さらに鞠小路通沿いを上がるとよくわかるんですが。こちらは地塩寮と同じような逆三角マークのある建物の『京都府立医科大学YMCA橘井寮』。
通称YMCA(Young Men's Christian Association)で知られるキリスト教青年会 のマークになります。キリスト教青年会は150年以上の歴史を持つ世界的な組織で、キリスト教主義を軸に、教育・スポーツ・福祉・文化などの分野で様々な活動を展開。日本では、明治13年(1880年)に初めて東京YMCAが設立。それ以降、全国の主要な都市・大学にYMCAの活動拠点を設立。
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隣にある地塩寮と同時期に建てられ、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの手掛けた初期の建物。こちらが玄関口のようです。玄関ドアの木枠の意匠は少し地塩寮と違ったテイストのように感じます。
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地塩寮と比較すると木造の赤い縁取りがなく、地味な印象の建物ですが、よくよく見るとその意匠にも共通性があり、特に煙突部分は同じような形状になっていて、まさしくヴォーリズのテイストを著しています。
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一番北側には主事宅が。
この敷地には建物が4棟あり、そのうち少なくとも3棟はヴォーリズ建築にあたり、市内最古のヴォーリズ建築がこれほど群立した状態で残っているのも稀有な存在。現在でも府立医大の学生たちが活用し、現役自治寮として機能するヴォーリズ建築。機会があれば、その住み心地はどんな具合か聞いてみたいですね。

基本情報

名称:京都府立医科大学YMCA橘井寮
場所:京都市左京区吉田牛ノ宮町22
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