2021年6月26日 更新

【京都和菓子】くずきりで有名な祇園老舗の『水無月』☆今月終売の銘菓も「鍵善良房」

おおきに~豆はなどす☆今回は東山区祇園北にある和菓子の老舗。喫茶スペースのくずきりが人気だが、今回は季節菓子『水無月』と今月終売を迎える『豆平糖』をご紹介。

夏越の祓のお供・季節菓子『水無月』

 (208322)

東山区祇園北。四条花見小路通り西にあるお店。よくテレビや雑誌にも紹介されてて、観光客の間で知らない人はいないんじゃないか?という有名店。

創業300年ほどの歴史をもつ京菓子の老舗。見るからに重厚な佇まいの店構えですが、こちらの建物自体は平成10年に新しくされたんだとか。
 (208323)

つい最近の友人談で、このコロナ禍でも鍵善さんのくずきりに行列できてたとの情報を聞き、さすがの名店やなぁと(笑)

 (208325)

お店の奥には広々とした喫茶室があり、そこで名物のくずきりをいただけます。お客の大半が注文する人気メニュー。
 (208324)

お店のディスプレイも夏の装い。季節のお菓子が並んでいます。
 (208329)

店内は祇園という土地柄、花街の芸舞妓さんたちもご贔屓なんでしょうね。うちわが飾られています。重厚で落ち着いた雰囲気。使い込まれた家具や調度品、そしてお干菓子用の型が飾られていたり。
 (208326)

ガラスケースにはお干菓子、羊かん、季節のお菓子、生菓子など品よく並んでいます。
 (208327)

で、こちらが季節限定販売6月30日までのお菓子『水無月』300円。2種類あり、白と黒糖。
 (208328)

こちらも無くなり次第終了の季節菓子『琥珀』。涼やかな色目が人気。
 (208330)

そして、これが気になりやってきました。飴の中に豆の入った『豆平糖』900円。3種類あり、べっ甲、黒糖、黒豆。かなり懐かしい部類のお菓子で、今月いっぱいで販売を休止とのこと。
 (208331)

そして、来月から始まる祇園祭を控え、それにちなんだこんな厄除けのお菓子も。
 (208332)

 (208333)

で、今回は水無月の白と黒糖、豆平糖のべっ甲を購入。紙袋のデザイン。このイラストに登場するのは先代と子供の頃のご主人ですかね(笑)
 (208334)

 (208336)

まずは水無月。
京都では6月30日に茅の輪(茅で編んだ輪)をくぐり、1年の半分が無事に済んだことを感謝し、溜まった災厄を祓う神事『夏越しの祓い』が多くの神社で執り行われます。その際、食されるお菓子が『水無月』。ういろう生地の上に小豆と散らした三角形の菓子で、昔宮中で6月1日の氷の節句に暑気払いとして食べられた氷室の氷を模したものと言われています。
 (208335)

で、こちらの水無月はわりと小ぶりなのが印象的。今まで食べてきた名店のものと比べ、そのサイズ半分くらいですかね。ういろう部分はわりと厚めですが。それが、盛りつけた時に上品に映ります。

というか、自分の勝手な印象ではありますが、鍵善さんはどちらかというと上菓子屋さんのイメージ。方や水無月はお饅頭屋さんで主に販売されている庶民菓子のイメージ。なので、鍵善さんでも販売されたことをちょっと意外に思っていました。なので、鍵善流水無月がこの雰囲気ということですね。
 (208337)

ますは白。このサイズ感といい、艶やかでふっくらとした小豆といい、盛りつけた時の上品さが際立っています。
 (208338)

食べてみると、もちもち感この上なく、小豆はしっかりとした食感をキープしつつ、しっかり甘めに炊かれ、ういろう部分もわりと甘め。食感が面白いですね。
 (208339)

さらに黒糖。
 (208340)

こちらももちもち感が印象的です。黒糖もそれほど出過ぎず上品な味わい。
 (208341)

そして、豆平糖。
今回なぜこちらを購入したかと言えば、昔うちの祖母がこの手の飴をよく食べていたことを思い出して懐かしく。といっても、祖母が食べていたものは鍵善さんのものではありませんでしたが。
 (208342)

 (208343)

中はこんな具合。
棒状になったべっ甲飴が5本入りになっていて、飴の中に香ばしい大豆が入っています。

うちの祖母が食べていたのはべっ甲飴に落花生が入ったタイプでしたが、昔の飴ちゃんにお豆入りってけっこうよくありましたね。よく勧められました。
 (208344)

大豆は初体験です(笑)とても素朴な雰囲気で、令和の今となっては時代を感じさせると言いますか。
 (208345)

そのままのサイズだと食べづらいのでポキッと折って。琥珀色のべっ甲飴に大豆。昔も今もですが、最初から飴ごとかじって食べるべきか、飴を舐め続けて最後に豆をかじるべきか、悩ましいお菓子(笑)ま、今回は両方体験(爆)大豆の香ばしさが印象的。そしてべっ甲飴が懐かしい味わいで、シンプルで素朴なんですが、なんとも味わい深いです。

和菓子の歴史も綿々とつづられ、その途中には時代に合わなくなり、消えていったお菓子もこれまであったことでしょう。この豆平糖はいったん販売を休止し、リニューアルして再販したい、とご主人。和菓子がこれまで歩んできた道のりを感じるような、そんなお菓子でもあります。今月までの販売、お見逃しなく!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

店名:鍵善良房(かぎぜんよしふさ)
住所:京都市東山区祇園町北側264番地
電話番号:075-561-1818
営業時間:菓子販売 午前9時~午後6時
     喫茶   午前9時30分~午後6時
定休日:月曜(※祝日の場合は翌日)
店舗HP: https://www.kagizen.co.jp/
28 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪ 豆はなのリアル京都暮らし☆ヨ~イヤサ~♪

オススメの記事

今注目の記事