2022年2月9日 更新

【京都ランチ】日本初完全量り売り&『ゼロ・ウェイスト』スーパーのイートイン「斗々屋」

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区河原町荒神口下がった場所に昨年オープンした日本初の完全量り売り&ゴミをなくす『ゼロ・ウェイスト』スーパー。そこでランチをいただきました。

日本初の完全量り売り&『ゼロ・ウェイスト』スーパー

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上京区河原町荒神口下がる。
昨年くらいになるんですかね。ちょうどここの前と通り、新しいスーパーができる!しかもゴミを出さない『ゼロ・ウェイスト』、完全量り売り、という今の時代だからこそ生まれたようなコンセプトの新しいスーパーがオープンする!と知り興味津々。で、じつは何度か来店し、どんなお店かということは多少知りつつ、今回はランチには少し遅い時間帯で、ランチ難民になってしまい、ここのことを思い出してやってきました。

なんでも、日本初の完全量り売り&『ゼロ・ウェイスト』スーパーなんだそうです。
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食品スーパーなので、食品を販売してるのは当然なんですが、店内にデリコーナーがあり、さらにその奥にはカウンターのイートインコーナーがあり、ランチメニューも提供されています。

最近、こんな業態のお店が京都市内に何店舗か見かけるようになりました。オーガニック食材を販売しつつ、それらを使ったデリもあり、さらにイートインで食べられる、というお店。まあ、いま世の中的にSDGs流行りというか、ワールドワイドにそれを推す流れです。でも、昭和世代の私からすると、そんなスタイルって昔日本でフツーにやってたことでは?と思ってしまい、原点回帰みたいな流れと思えてしまいますが(笑)最初から、日本スゲー!昔から時代の先端行ってた!!みたいな。
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お店にはオーガニック野菜や果物が並んでいます。
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そして、お店の食品はすべて量り売りになっていて、容器や袋を持参するスタイル。持ち合わせのない方は、お店でも有料で用意されています。液体調味料も量り売りになっていて、それに見合った容器が必要となります。品物にはバーコードがついていて、それを測りに読み取らせると風袋抜きの重量が表示される、ちょっとハイテクな量り売り。

食品の種類も豊富で、調味料においては名だたるメーカーのものが並んでいました。京都であれば、京丹後の老舗造酢・飯尾醸造『富士酢』など。クオリティの高い品ぞろえ。
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デリコーナーにはお惣菜が並びます。

黒米を使ったおいなりさんが美味しそうでした。ここで選んだお惣菜を奥のカウンター席で食べることもできます。
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で、これ初めて見かけましたが、ナッツバター製造機。注文すると作り立てのナッツバターが絞り出されます。この時はヘーゼルナッツでした。他ピーナッツバターの日もあるそうです。薄皮のついたホールからつくるヘーゼルナッツバターは感動の美味しさ。香ばしさやコク、滋味深い味、とにかくナッツの味わいがリッチです。
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さらにこれ、お店の一番人気スイーツのチョコファッジ。
植物性の材料で作られた焼き菓子ですが、それを感じさせないようなカカオの濃厚さで絶品。

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チョコファッジについてはお店の材料を使ってつくる、お菓子教室も開催されているみたいです。
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で、今回はランチ利用ということで、奥のL字カウンター席へ。カウンター上には色とりどりのピクルスや果実漬けですかね。保存瓶が並んでいました。
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今回は表のメニューにあった日替わり具沢山スープセット1200円(14:00まで)を注文。お店では基本ワンドリンク制で、スープセットであればドリンク注文で200円引きになります。この時は手違いでドリンクなしでもオッケーということになりましたが、デリをイートインで食べる際にもドリンク注文必須になります。
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で、こちらが日替わり具沢山スープセット。
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たっぷりの具沢山スープ。この日はミネストローネということでした。それにしてもスープより具のほうが多いような(笑)まさしく、具沢山。
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それに古代小麦ラッセロを使ったパン『チャバタ』、サラダには紫水菜、ケール、紅芯大根、ルッコラなど、そしてポテトサラダ。いずれもオーガニック食品で調理されたもの。
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まずはミネストローネ。
私が確認できた食材として、大豆、人参、日野菜、キャベツ、トマトなどなど。数えてたんですが、もっといろいろありました(汗)
味付けにはうっすらチーズの風味もあり、ベジタリアンというのではなく、あくまでもオーガニックです。
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チャバタ、外側カリカリで中もっちりずっしり。とても噛み応え、食べ応えのあるパンで、例えるならベーグル感覚でかなり咀嚼して食べるパンです。その分、けっこう少量でもお腹いっぱいになる高密度パン。
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味付けはオイルと少しビネガーの酸味くらいでシンプルなサラダ。それぞれの野菜の味が個性が強く、噛む場所によってあぁ今ルッコラ噛んだ、とかわかるほど(笑)
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ポテトサラダ。
具材には小さくカットされた野菜も入っていますが、燻製のかなり効いたパンチェッタらしきものが散りばめられ、ところどころパンチのある味わい。そして、おからですかね。ちょっとポテトだけではない繊維質の舌触りがあり、これも通常のポテサラにはない味わい。

最初、大食漢なのでデリで何品か追加しようかと思っていましたが、けっこう食材豊富でボリュームがあり、そこそこ満腹に。それでも、野菜や身体にいいもので構成されたランチと実感できるような食後感が印象的。たまにデトックスでこんなランチを組み入れてもいいような、そんなランチでした。

店内の食品からいろいろな刺激を受け、食品や調味料マニアにとってもきっと面白いお店だと思います。来店の際にはタッパや密閉袋の持参をお忘れなく。注目のスーパーですね。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:斗々屋
場所:京都市上京区出水町252番地 大澤事務所本社ビル 1F
電話:075‐221‐8282
営業時間:スーパー 11:00-20:00  ランチ11:30-14:00
定休日:水曜日
関連サイト:https://totoya-zerowaste.com/
      https://www.instagram.com/totoya_kyoto/
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