2022年1月13日 更新

【京都ランチ】四条烏丸に9月オープン☆創作京料理の老舗手がける新業態「ELOVE(エラブ)」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区四条烏丸に2021年9月オープン。市内の創作京料理名店の新業態。デリカテッセン、産直食品、レストランが一体となったお店。

好立地☆四条烏丸に2021年9月オープンの注目店

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中京区四条烏丸、大丸京都店の東向かい、高倉通沿い。

以前から新しいお店がオープンしてるな、とチェックしつつ、ランチメニューが気になっていたレストラン。昨年9月にオープンされた、レストランとデリカテッセン、地元の産直野菜や加工食品を販売する『ELOVE(エラブ)』。京都では古株になる、創作京料理の老舗『うしのほね』がプロデュースする新業態のお店。
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この時はまだレストランのオープンにはちょっと早かったので、時間つぶしに店内を物色。

手前にデリカテッセンや食品を販売し、レストランはその奥と2階にあります。店内には大きなショウケースがあり、彩りのよい野菜を駆使したお惣菜類が並びます。他、揚げ物やラザニア、パテなど和洋中問わず創作性にあふれ、お酒のアテ的夜メニューにもなるラインナップ。

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さらに、料理に使用されている有機野菜は京都府下の農家さんから直接仕入れたもので、農家さんを紹介するパネルも飾られています。そして、調味料や加工食品も良質な原料でつくったこだわりのものばかり。わりと健康を意識した食品が多く、発酵系の加工品がとくに目を引きました。
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名店『うしのほね』と言えば、シチューがスペシャリテ。

現在は三条通と先斗町にお店があり、いずれも人気店で私も何度かお邪魔したことがありますが、元祖はたしか川端三条上がった場所隠れ家的京町家レストランで、当時小さな銅鍋にバゲットを添えて提供されていたのを覚えています。一味ちがう濃厚なビーフシチューといった味わいで、一度食べたら病みつきになるような、そんな名物料理でそれは今も変わらず。

お店でも販売されているようですが、現在欠品中。あらかじめ連絡すればお店でも食べられるようですが、レストランメニューにはないそうです。これに似た味わいのメニューとしてハヤシライスがあり、見渡すとわりと多くの方が注文し、シチューと同じく人気みたいです。
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今回は1階の席に案内されました。シックで落ち着いた雰囲気ながらカジュアルさもあり、女性のおひとり様客が多く、気軽に来店できる雰囲気。
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メニューには自慢の野菜をたっぷり使ったサラダと単品メインで構成されたランチセット。この好立地にしては比較的割安設定。これもかなりそそられました。
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ですが、今回はこちらのコース仕立てになったELOVE SET2200円を注文。

アミューズ、サラダ仕立てのオードブル、メインは4種類、魚と肉料理それぞれ2種類から1つチョイス、そして天然酵母パンか雑穀ご飯、ドリンクもコーヒー以外にハーブ系、発酵酵素系、京丹後産フルーツのジュースなどさまざま。
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まずはアミューズ。京美白鶏の蒸し鶏。ソースはひよこ豆と胡麻ベースで、その周りにドライトマトとピクルスが添えられています。

蒸し鶏はしっとりとした仕上がりながら、弾力と歯ごたえも主張し、噛むごとに鶏の旨味にあふれ、さらにソースのコク、カイエンヌペッパーのスパイス感など味の重層。ドライトマトの味の濃さ、旨味も特筆。

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オードブルは季節の恵みサラダ仕立て。季節の野菜をマリネやグリルなどのシンプル調理で仕上げた一皿。その種類や彩りの豊富さからメインディッシュかと思うようなリッチさもあります。葉物を除いた野菜だけで全11種類。さらにハーブあり、野菜のピュレソースあり。

冬野菜のカブもスチームしてから焼きを入れたような、ゴロゴロと大きめにカットされ、頬張って食べる面白さ。ここでも一律に柔らかく火入れして仕上げるのではなく、その歯ごたえも残し楽しめる味わいに。
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この日のメインは、他に43℃鰆のポアレ大黒本しめじ京丹波みかんのクリームソース、京丹波ぽーくのグリル九条葱生姜と赤ワインのソース、京美白もも鶏のロースト蒸しキャベツ蜂蜜とマスタードソースとありましたが、私のチョイスしたのは伊根ぶりのミキュイ有機大根富有柿のバルサミコと雑穀ご飯。
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それぞれ、鮮やかなお皿の上に盛り付けられ、心躍る様相。メインにおいては、見た目ぶり大根なんですが(笑)
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わりと厚めにカットされた伊根ぶり。クセのないいい脂と皮のパリパリ感が絶品。富有柿の甘みとバルサミコの酸味が相まって、美味しいソース。これ鴨などお肉にも絶対合うソース。
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最後のドルチェは金時豆のアイスと京丹波産小豆のあんこ、焼き団子でみたらしソースにきな粉。ちょっと和風。そしてドリンクは水や炭酸水で割ることもできる酵素柚子をお湯割りにしました。柚子の風味の奥に酵素化した独特の発酵風味。

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16時以降は単品メニュー中心となり、お酒が進みそうなラインナップ(笑)もちろんテイクアウトできるものもあります。

ちょっとありきたりではないデリが楽しめ、しかも地元食材にこだわった料理たち。何かと便利な場所にあるのもいいですね。普段偏りがちな食事をしている人にもオススメです!

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:ELOVE(エラブ)
場所:京都市中京区帯屋町585
電話:075‐212‐7878
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
公式サイト:https://www.elove-kyoto.com/
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