2020年11月28日 更新

【京都発酵めぐり】食パンも販売☆老舗京漬物打ち出す発酵カフェ&バー「アマコウ」

発酵で健康!京都発酵食品部です☆今回は中京区、7月リニューアルオープンした立誠小学校跡複合施設『立誠ガーデンヒューリック京都』。その館内にある老舗京漬物の発酵カフェ&バー。お店では自家製パンも販売。

京漬物の老舗『西利』プロデュースの発酵カフェ&バー

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中京区木屋町蛸薬師、高瀬川沿い。
日本映画発祥の地でもあり、日本で初めて映画試写実験が行われた場所でもある旧立誠小学校。ホテルや飲食店、地域拠点など複合施設にリニューアルするべくしばらく工事中でしたが、ようやく完成し、今年7月オープン。
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館内は新築棟と旧校舎からなり、1階は飲食店や図書館、ホールなどがあり、2~8階がザ・ゲートホテル京都高瀬川に。
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そんな館内に、以前から京都発酵食品部でも注目する京漬物の老舗『西利』がプロデュースする発酵カフェ&バーがオープン。

西利といえば、京漬物界の中でも進歩的商品を展開するお店として知られ、特に伝統的発酵漬物「すぐき」から発見された乳酸菌の一種『ラブレ菌』を活用した漬物や商品づくりで注目されています。
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そして、こちらもそんな流れをくむ、“発酵”をちょっとお洒落に楽しめるカフェ&バー。

店内では米と麹でつくった「甘麹」をラブレ乳酸菌で発酵させた「乳酸発酵甘麹」を活用した新ブランド「AMACO(あまこう)」のパンやスイーツを販売。
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店内併設のショップでは、これまでにも紹介してきたラブレ乳酸菌ブランド「発酵生活」のドレッシングやスープなどに加え、AMACOの商品が並びます。
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さらに、ナチュラルテイストなバーカウンターがあり、昼はランチやスイーツ、夜はバーとして乳酸発酵甘麹を使ったオリジナル発酵カクテルも展開。それも京都バー業界のドンであり、有名バー「K6」「Cave de K(カーヴドケー)」を手がける西田稔氏監修のカクテル。
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今回はパンを買い求めようとやってきたわけですが、2種類あり。こちらは甘麹熟成食パン1296円。1本単位の販売で、ちょっと多いなと(笑)
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そして、もう1種類は生地ベースは食パンと同じ。甘麹熟成塩パン180円。こちらを購入することに。
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ロールパン状になっていて、岩塩らしきものがトッピング。それぞれ個包装されています。
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製造はどこかパン屋さんに外注されてるのかな?とも思いましたが、自社で製造されてるようです。

原材料にはもちろんラブレ乳酸菌発酵甘こうじ(あまこう)が使用され、それ以外に豆乳発酵食品、パン酵母など発酵材も。
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中はこんな具合。わりとしっかりずっしりとしたパン生地。食べてみると甘麹のほのかな甘さ、岩塩の塩味がいい塩梅。あと、豆乳発酵食品効果なのかあまこう効果なのか、不思議なコクが後味に残ります。強引に例えると、カンロ飴舐めた後のような(笑)醤油風ですかね。
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で、そのまま食べても十分美味しいんですが、今回はこんなアレンジをしてみました。

少しパンに切り込みを入れて、中に四葉バターと市販のゆであずきを挟み、あんバターパンに。
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ちょっとだけ風味を立たせるために、トーストしました。
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岩塩とあんバターがとても相性抜群で、さらに生地のカンロ飴似のコクが加わり、通常のあんバターパンより面白い風味がプラスされ、なかなかいいですよ。これ。

店内では手軽に発酵フードやドリンクが楽しめ、また別の機会に試してみたいような、そんなお店でした。

詳細情報

名称:AMACO(アマコウ) CAFE
場所:京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2 立誠ガーデン ヒューリック京都1階
電話番号:075−746−3123
営業時間:10:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:なし
公式サイト:https://www.nishiri.co.jp/amaco-cafe/
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