2019年8月8日 更新

【京都夏の風物詩】あの世とこの世を結ぶ魔界スポット・六道珍皇寺『六道まいり8月7〜10日』に行ってきました☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回はお盆行事のひとつ。ご先祖さまを迎鐘でお迎えする『六道まいり』。行ってきました!

盂蘭盆(うらぼん)行事「六道まいり」

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京都では、8月の13日から始まり16日の五山の送り火に終る盂蘭盆(うらぼん)には、各家で先祖の霊を祀る報恩供養が行われます。そして、この六道珍皇寺では、その前の8月7日から10日までの4日間に精霊(御魂 みたま)を迎えるため、多くの参拝客が訪れます。
これを「六道まいり」あるいは「お精霊(しょうらい)さん迎え」とも言い、夏の風物詩。
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諸説ありますが、創建は延暦年間(782年〜805年)とされ、開基は、奈良の大安寺の住持で弘法大師の師にあたる慶俊。途中の衰退を機に建仁寺の所有に転じて、臨済宗建仁寺派の寺院となる。
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平安京の葬送地であった鳥部野(鳥辺野)の入口にあたり、現世と他界の境にあたると考えられ、ここがその「六道の辻」。六道珍皇寺門前にあたります。他界(地獄)への入り口とされてきました。魔界スポットと呼ばれる所以ですね。

この六道とは仏教の説く六道輪廻の死後の世界のこと。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上界の六つの世界を指します。衆生は死後生前の善悪の業により六道のいずれかに赴くとされ、珍皇寺はこの六種の冥界への入り口にあたり、人の世の無常と儚さを感じる「あの世とこの世」の分岐点と信じられてきました。境内には閻魔大王も祀られています。
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周辺に高野槇のフレッシュな香りがただようのも、この時期ならでは。
古来より、精霊は槇の葉に乗って冥土より帰ってくるとされ、自宅里帰りの必須アイテム。
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他にも蓮の花やほおずきなどお供え用。
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閻魔堂。閻魔大王、小野篁、弘法大師像が安置。撮影禁止ですが。間近でみる閻魔像は鬼気迫るものがあります。
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あの世からの霊を迎えるために「迎え鐘」。
鳴らすと十万億土に響き渡るというこの鐘の音を頼りに、精霊がこの世へ戻ってくるのだといわれています。 鐘は外からは見えず、お堂の穴から延びる綱を引いて鐘を鳴らします。暑い中、行列ができていました。
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本堂お参りすると、寺の方総動員で水塔婆(みずとうば)に先亡の戒名や俗名を書かれています。
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水塔婆を線香の煙で浄めます。
そして、地蔵尊宝前にて水塔婆をその場に用意された高野槙で水回向を行ない、その場所に納めます。

宗派を越えたお盆の精霊迎えのしきたり。千年の時空を越えて脈々と今も受け継がれる信仰行事。五山送り火と共に、京都のお盆の風物詩。
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そして、参拝後こんな閻魔みくじあり。
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吉でした。過去にとらわれず、心改めれば憂いも喜びに転ずる、と。

普段忙しくてご先祖様とつながってる意識が希薄になりがちですが、お盆の時期こそご先祖様を思い、日々無事に暮らせることに感謝の念を持ちたいですね。

六道まいり へのツイート

詳細情報

日時:8月7日(水)~10日(土) 午前6時~午後10時
場所:六道珍皇寺
住所:京都府京都市東山区小松町 大和大路通四条下る四丁目小松町595
電話番号:075-561-4129
関連サイト:http://www.rokudou.jp/

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