2022年8月10日 更新

【京都お盆の風物詩】迎鐘でご先祖(お精霊さん)を迎える☆六道珍皇寺「六道まいり」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区松原にあるお寺へ。お盆行事のひとつご先祖さまを迎鐘でお迎えする『六道まいり』に行ってきました。

お精霊さんをお迎えする宗派を超えた京都の慣わし

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古くからある京都の慣わし、8月13日から始まり16日の五山の送り火に終る盂蘭盆(うらぼん)には、各家でご先祖の霊を祀る報恩供養が行われます。そして、東山区松原通にある六道珍皇寺では、それ以前の8月7~10日までの4日間に精霊(御魂 みたま)を迎えるため、多くの参拝客が訪れます。これを「六道まいり」あるいは「お精霊(しょうらい)さん迎え」とも言い、お盆の風物詩。
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毎年、五条坂の陶器まつりの開催時期と重なり、いつも陶器まつりと六道珍皇寺をハシゴしてお参りするのが個人的なパターンですが、残念ながら陶器まつりは今年も中止。五条坂はただただ猛暑のだらだら坂になっていました。
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話をもとにもどして六道珍皇寺。

創建は延暦年間(782年〜805年)とされ、開基は、奈良の大安寺の住持で弘法大師の師にあたる慶俊。途中の衰退を機に建仁寺の所有に転じて、臨済宗建仁寺派となったお寺。

平安京の葬送地であった鳥部野(鳥辺野)の入口にあたり、現世と他界の境にあたると考えられ、ここがその「六道の辻」。六道珍皇寺門前にあたります。他界(地獄)への入り口とされ魔界スポットとも言われています。

この六道とは仏教の説く六道輪廻の死後の世界のこと。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上界の六つの世界を指します。衆生は死後生前の善悪の業により六道のいずれかに赴くとされ、珍皇寺はこの六種の冥界への入り口にあたり、人の世の無常と儚さを感じる「あの世とこの世」の分岐点と信じられてきました。境内には閻魔大王も祀られています。
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境内ではお供え用の高野槙が直売されています。周辺に高野槇のフレッシュな香りがただようのも、この時期ならでは。古来より、精霊は槇の葉に乗って冥土より帰ってくるとされ、自宅里帰りの必須アイテム。昨年は新型コロナ感染拡大予防ということで、高野槙の出店は中止し、オンライン申し込みでの対応でした。なので、晴て従来の六道まいりらしい風景といいますか。
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閻魔堂。閻魔大王、小野篁、弘法大師像が安置されています。撮影禁止ですが。間近でみる閻魔像は鬼気迫るものがあり、日ごろの悪事をつい回想して自戒(笑)
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あの世からのご先祖の霊(精霊)を迎えるために鳴らす鐘「迎え鐘」。地元では『お精霊(しょうらい)さん』の愛称で呼んでいます。
十万億土に響き渡るというこの鐘の音を頼りに、お精霊さんがこの世へ戻ってくるのだといわれています。 鐘は外からは見えず、お堂の穴から延びる綱を引いて鐘を鳴らします。暑い中、行列ができていましたが例年より少ない印象でした。
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本堂お参りすると、寺の方総動員で水塔婆(みずとうば)に先亡の戒名や俗名を書かれています。
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水塔婆を線香の煙で浄め、地蔵尊宝前にて水塔婆をその場に用意された高野槙で水回向を行ない、その場所に納めます。

宗派を越えたお盆の精霊迎えのしきたり。千年の時空を越えて脈々と今も受け継がれる信仰行事。五山送り火と共に、京都のお盆の風物詩。

普段忙しくてご先祖様とつながってる意識が希薄になりがちですが、お盆の時期こそご先祖様を思い、日々無事に暮らせることに感謝の念を持ちたいですね。

詳細情報

日時:8月7日(日)~10日(水) 午前6時~午後10時
場所:六道珍皇寺
住所:京都府京都市東山区小松町 大和大路通四条下る四丁目小松町595
電話番号:075-561-4129
関連サイト:http://www.rokudou.jp/
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