2021年7月13日 更新

【京都ランチ】京都老舗餃子の二大巨頭!激渋町中華は今も健在「珉珉(みんみん)」

おおきに~豆はなどす☆今回は山科区、JR山科駅前にある老舗町中華。餃子の老舗として『餃子の王将』と人気を二分する名店。

ここだけが昭和風景☆駅前の老舗町中華

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山科区、JR山科駅を南へ。かなり年季の入った、激渋の雰囲気かもす店舗。
この地に50年余営業する町中華「珉珉(みんみん)」。
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珉珉は京都人にとっても昔からなじみ深く、昭和28年創業の大阪発祥庶民派町中華のチェーン店。よく知るところでは三条大橋西詰や四条木屋町、祇園など、比較的大きな店舗は現代風に改装もされ、今も多くの珉珉ファンでにぎわっています。

そして、こんな風に昔のままの風貌で、ある意味絶滅危惧種的に残っている店舗もあり、そのうちの一つがこの山科駅前のお店。
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私も記憶にないくらい大昔、飲んだ帰りにちょっと小腹が空いて、〆に立ち寄ったことがあるお店(笑)この山科駅前ロータリーや周辺のお店は再開発でほとんど残っていない状態ですが、ここだけは昔のままです。

そんな昭和レトロなお店ですが、店前を通りかかると意外と行列だったり満席だったりする場面をよく見かけ、このすぐ南にある『餃子の王将』に勝りはしないが劣らない人気。ま、たまたまなのか(笑)

昭和の頃には、餃子と言えば王将と珉珉が人気を二分するような存在で、個人的な記憶として父が祇園で飲んだ帰りに珉珉の餃子をお土産に買ってきてくれたことを思い出します(笑)そんな懐かしさも噛みしめながら、この日は意外と空いていたので久々に食べてみたいと思い入店。
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店内は昭和の風情そのままのカウンター席。現在、コロナ禍のため、厨房前にシートが張られていますが。
そして、ここの店舗には2階座敷席があったと記憶していますが、現在はコロナ禍の影響でカウンター席のみで対応とのこと。
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壁にはメニューがびっしりと貼られています。
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メニューは単品あり、おすすめの定食あり。
で、今回は珉珉と言えば餃子でしょう!ということで、餃子定食900円を注文。餃子2人前、かに玉甘酢、ライス、スープ付の定食。
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卓上には、あらかじめ調合した餃子のタレが存在するのではなく、酢、醤油、ラー油を自分好みに調合する昔スタイル。
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そして、ちょっと哀愁も漂う珉珉ロゴの食器たち。
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そんな風に、昭和臭をクンクン嗅ぎながら悦に入っている間に餃子定食の品がそろう。けっこうなボリュームです。これで900円。
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メインとなる珉珉の餃子2人前。見た目からして明らかに珉珉餃子です。おそらく、京都や大阪の人間は王将餃子と珉珉餃子を見ただけで判断できる能力を持っています(笑)なんでしょうね、その見極めのポイントは。なんとなく沁みついた、素養のようなものかもしれません(爆)
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ご飯の量は最初に選べ、フツー盛でお願いしてこの量。十分です。そして、奥にべっ甲色のかに玉甘酢とスープ。完璧。
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まずは餃子。少し小ぶりで皮が薄めでモチモチ。お箸でつまんでもわかるその感触。食べるとわりとフワフワとしたライトなテイストの餃子。珉珉の餃子は食べやすく、別腹のようにいくらでも食べられるのが、その特徴とも言えます。久々に食べましたが、美味い!
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かに玉甘酢。わりとぽってりとした甘酢あんにフワフワのかに玉。中にはカニカマ、椎茸、人参、筍などが入っていて、あんとの絡みがいいです。かに玉って、最近では甘酢あん以外のスープ系、出汁系などありますが、昔は甘酢系一択だったような。子供の頃は甘酢あんが嫌いでしたが、今食べると懐かしさもあり、美味しくいただけます。
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ご飯に乗せると、天津飯にも早変わり(笑)
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さらに餃子もご飯に乗せてみたり。これぞ、町中華の醍醐味。
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内装や料理、店の雰囲気は昔のままですが、ここだけは一気に令和(笑)デリバリーもされているようです。駅前の好立地店。渋い雰囲気も味わえ、けっこうオススメです(笑)

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:珉珉
場所:京都市山科区安朱北屋敷町18−2
電話:075-593-8146
営業時間:11時30分~14時30分 17時00分~22時20分
定休日:火曜日
公式サイト:https://www.minminhonten.com/norenwake
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