2016年4月4日 更新

こだわりの朝挽き鶏を計算され尽くしたコーススタイルで「にし野」@西院

気軽に頂ける串焼き店。今日は焼き鳥なんてどうよ?となり、直ぐに思いついたのが、西院にある「にし野」なる拘りのお店です。

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場所は阪急西院駅から徒歩数分という好立地。
外から見ると何屋さんなのかよくわからないかも、ですな。。
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基本コース2種、計7串をお願いして、食べたりなかったら追加の串をお願いする仕組み。が、1本がかなりシッカリ量なので、呑みながらだと結構満足できてしまうのだ。青たたき?なる謎のメニューが気になったので、そちらのコースをチョイスした。

日本酒にもこだわりあり

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ここでは酒蔵巡りと燗酒にハマっておられるご主人セレクトの日本酒を頂くのが幸せなのだ。8勺が標準量で大体¥700~¥800というプライスゾーン。

まずは、赤米で作った京都府伊根町の「伊根満開」なるまろやか甘口酒を燗で。梅酒のようなニュアンスがある甘口なのだが、なんともくつろげるお味ですな。。
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サービス担当の奥様に、伊根満開みたいなの他にあります?とお聞きして出してもらった福岡県の杜の蔵(もりのくら)純米 七七七 Theme2015なり。七年熟成の古酒で、どことなくシェリー酒のようなニュアンス。いやー、面白いものがありますな~。これもお気に入り。
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鳥取は日置桜 生もと強力なり。、ファーストコンタクトはガツンと来るけれど、次第にふくよかな味が広がって酸もあまり気にならず美味しいです~。

焼鳥を徹底追及

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意外に早く出てきた「青たたき」。胸肉の部位をさっと炙ってスライスし、大量のネギポン酢で頂く趣向。これでもか!と唐辛子が効いていて、辛いもの好きならおもわずにっこりなお味。締まった肉質の鶏にスっパ辛いポン酢がたまらなく合うのだ。
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お次は手羽先。皮のパリパリさと、しっとり焼きあがった肉の対比。ジューシー極まる一品。いやー、このお店は美味しいなぁ、と思わずほくそ笑むのだ。
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野菜の出し方が変わったんですよ~と奥様。キャベツに芽セロリ、それに赤いのは紅芯大根、茶色いのは生のヤーコン、それに人名のような面白い名前のブランドカボチャ(名前しっかり失念汗。)野菜の自然の甘味でさっぱりと、という趣向。

それと火入れ、超レア!ななんともトロケるキモが登場。。タレ焼きですが、火入れがギリギリな見極め。ほんのり温かい、ぐらいですが、ちゃんと火が入っていて本当に美味しい。
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モモ肉とネギ。しかし、大口を開けてかぶりつく必要のある大ぶりな一品。ネギの直径2cmほどあります。ネギの甘味と、これまた皮はサクサク、かぶりつくと超!ジューシーな鶏のコントラストにうっとり。
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焼き野菜2種。今回は串ではありませんでした。アスパラ+菜の花的なスティックセニョールと、バターで仕上げたレンコン。手堅くウマしですなぁ。
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つくねは山椒をしっかり利かせた風味豊かなもの。これまたウマしですな~。
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口直しです!と出てきた一品がまた面白い。梅干しの刻んだのが入った、鶏ダシ風味しっかりな茶碗蒸し。中にも梅干しが忍ばせてあるのですが、確かにサッパリと頂けて、口直しに良いかもですな。

仕切り直してラストスパート

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合鴨は、どこ産だったっけ・・。ほんわり山椒。非常に脂がのっていて香ばしいのだ。これも鴨好きな我々、お気に入りの一品。
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砂ずりは塩で。レモンぎゅっぎゅ。
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〆は、これまた超!レアなささみ。大ぶりな人参ほどありそうな山葵を卸して大量につけてあるが、山葵の風味を楽しむためで、辛みはそれほどでもなく。しかし、てんこ盛りでお願いしたい~な、爽やかなお味。〆にぴったり。

串7本なのですが、なんだか非常にしっかりと頂いた気分で大満足でコース終了。
京都市内焼き鳥店極私的ランキングで3本指に入る好き度。また、焼き鳥が食べたくなったら来ます~。 

にし野への声

にし野 店舗情報

店名:にし野
住所:京都市右京区西院北矢掛町36-16
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:15) 
定休日:日曜日・水曜日
TEL:075-322-3184
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。