2023年10月17日 更新

【餅パラダイス京都】京都一の餅の街へ☆ゆんたびグルメツアーズ「もち歩き:下鴨編」

京都の歴史とともに”美味しい餅”あり☆ゆんたびグルメツアーズの企画「もち歩き」☆京都一の餅の街と言われる下鴨神社周辺の超有名店から京都ならではの老舗まで、餅をテーマに街歩きします☆

神仏の近くに必ず「餅」あり

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餅は古来より神聖な食べ物として、五穀豊穣を願い神仏へのお供え物として扱われていました。

またそれを食することにより霊力を上げるという意味合いから、様々な行事や節目で食べられるようになり、人々の生活・文化に密接に寄り添う存在となっています。

”神仏の近くには必ず「餅」あり”

人々が詣でるそれぞれの地には評判となる名物が出来ますね。
北野天満宮といえば長五郎餅。
今宮神社ならあぶり餅。
そして下鴨神社ではみたらし団子。

今回の”ゆんたびグルメツアー”は「もち歩き:下鴨編」。
京都最大の餅エリア、出町・下鴨界隈を歩きます。
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加茂みたらし茶屋

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まずは集合場所の1軒目「加茂みたらし茶屋」さん。
みたらし団子発祥の地と言われる下鴨神社の程近く、もう全国レベルであまりにも有名ですね。

https://kyotopi.jp/articles/4P3mJ

お店は朝9時半オープン。
開店前に行列が出来るのが当たり前のお店ですから、状況によっては行列に並びながらのツアースタートという仕組みです。
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目にも止まらぬ早業な手捌き。どんどん進む焼き工程。
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甘さ控えめのタレをたっぷりと。
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下鴨神社にある御手洗池(みたらしいけ)から湧き出る水泡をかたどったといわれるみたらし団子。
先に1つ、間をあけて4つの団子という特徴的な刺し方の団子。
諸説あるようですが、お店の説明としては先の1つが頭、残りが四肢、人間の五体を表しているそうです。

由来の興味もさることながら、何とも意味有りげなデザインが面白いですね。
たっぷりのタレを付けたり、串から外すのに使ったりするスプーンも気が利いてます。
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下鴨神社 さるや

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続いて下鴨神社の境内に入って行きます。
加茂みたらし茶屋から下鴨本通を東に渡ればすぐ。
時間の都合で本殿に向かって一礼させてもらって進みます。
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南の鳥居をくぐり、糺の森の入り口的な場所にあるこちら「さるや」さん。
ここはまだ下鴨神社の境内の中。
糺の森を含む下鴨神社全域が世界遺産に登録されています。

https://www.shimogamo-jinja.or.jp/saruya/
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こちらでいただくのは名物の申餅。

明治初年まで葵祭の申の日にお供えされていて「葵祭の申餅」と呼ばれ親しまれていたものを再現。
あずきの煮汁で染めたお餅に蜜漬けした大納言あずき。
素朴で可愛らしい形。
ちゃんと美味しい。
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丹波の黒豆、炊き上げたものと煎ったものも試食させてもらいました。
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境内の中の凛とした雰囲気と広大な森を目前にする抜群のロケーション。
素晴らしいですね。
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河合神社 美人水

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糺の森を南へ。
敷地のいちばん南に位置する河合神社まで来ました。

女性守護、美麗の神様として有名ですね。
こちらでは綺麗で若々しい肌をつくる効果があるとされる花梨を使った飲み物「美人水」をいただきます。

https://www.shimogamo-jinja.or.jp/bireikigan/
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手鏡の形をした絵馬。
顔の絵が既に入っていて、普段自分の使っている化粧品を使って化粧をして納めるそうです。
願い事はこの裏側に記されています。

ゑびす屋加兵衛

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境内を出て下鴨本通を北に上ります。
スタートの「加茂みたらし茶屋」の辺まで戻ってきました。

「ゑびす屋加兵衛」さん。
本店は下鴨中通りにありますがこちらは神社前店。
こちらで”やきもち”をいただきます。
”矢来餅”と書いてやきもちと読む、由来は下の写真。

こういう事知ってると京都通みたいにな気分になりますね(笑)
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御菓子司 幸福屋

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鞍馬口通を西へ。
出雲路橋を渡ります。
オオサンショウウオでも見つけたんでしょうか(笑)
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出雲路橋西詰すぐの「御菓子司 幸福屋」さん。
鞍馬口の地域に親しまれる和菓子屋さんです。

https://www.instagram.com/shiawase_anko/
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こちらでは「季節の三色団子」をいただきます。

季節によって団子の色が変わるのはままありますが、こちらは珍しい秋色バージョン。
きなこ・抹茶・ほうじ茶という組み合わせ。
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超もちもちのお団子です。
不用意に一気にいただくのはとても危険。
喉に詰まらせないよう要注意でいただきましょう。
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大黒屋鎌餅本舗

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寺町通りを下り、織田信長のお墓があることで有名な「阿弥陀寺」の前の路地を西に入る「大黒屋鎌餅本舗」さん。
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鎌餅。
へぎで包まれた特徴的な形は名前の通り「鎌」を模したもの。

中はこし餡、お餅の柔らかさとこの形が絶妙のバランスです。
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柏原さんが持参したこの鎌餅と抜群の相性というお茶といただきました。
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「ちょこっと京都に住んでみた。」
このドラマにも登場したそうですよ。
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出町ふたば

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ラストです。
寺町通りを下り出町桝形商店街を西から入り、「出町ふたば」さんへ向かいます。
元気一杯、商店街の雰囲気を感じながら。
うん、良いコースだなあ。
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行列具合がとても有名な「出町ふたば」さん。

実は電話予約出来て並ばずにお買い物できるのはあまり知られていません。
ただし電話がなかなか繋がらないという苦労もあるようです。

https://kyotopi.jp/articles/YQJ6z#google_vignette
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無事に豆餅ゲット出来ました。
これは皆さんお土産に。
もちろん「苦労して並んで買ってきた!」と言えるお土産ですね(笑)
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もち歩き下鴨編、以上です。
もうお腹も結構満たされてお昼飛ばしてもいいくらい。

下鴨神社の清々しい雰囲気から原生林が生い繁る森という抜群のロケーション。
全国的に有名な老舗や地域に親しまれる街の和菓子屋さんまで。
さすがに京都一の餅の街と言える、歩くルートも無駄のない充実したもち歩きでした。

ツアー 基本情報

【ゆんたびグルメツアーズ】

「もち歩きツアー:下鴨編」

【ツアー実施日】  ※ツアーは終了しています

10月 6日(金) 9時30分〜12時00分

10月 9日(月祝) 9時30分〜12時00分

【コース詳細】

集合:加茂みたらし茶屋前 (左京区下鴨松ノ木町53)

価格:4,400円 (4,000円+400円10%税) 飲食代込み

定員:14名

【コースルート】

[ 歩く距離:約2.5km ]

加茂みたらし茶屋 (出発) → さるや → 糺の森 → 河合神社 → ゑびす屋加兵衛→ 幸福屋 → 大黒屋鎌餅本舗 → 出町ふたば (解散)

【詳細】

https://yuntabism.net/202310tour/
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千恋し 千恋し