2022年7月6日 更新

【京都俳句めぐり】与謝蕪村も祈願した女性パワースポット☆人形供養も「粟嶋堂宗徳寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は下京区、京都駅西にある神仏習合の名残りあるお寺。女性の守護神として信仰を集め、俳人与謝蕪村も祈願しに訪れた場所。

与謝蕪村も祈願し俳句を詠んだ女性の守護神

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下京区、京都駅から堀川塩小路通りをさらに西へ行った場所にあるお寺『粟嶋堂宗徳寺』。以前にも参拝したことのあるお寺ですが、今回は俳句めぐり、こちらのお寺に俳人・与謝蕪村が詠んだ句があるというのでやってきました。
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室町時代、行阿上人開山の西山浄土宗寺院。

南慶和尚が紀伊国(和歌山県)淡嶋から粟嶋明神を勧請し、上洛する際、この場所に霊験があるとし祀ったのが起源と伝わります。宗徳寺の鎮守社・粟嶋神社として祀られてきた神仏習合のお寺でしたが、明治時代の神仏分離により粟嶋堂と改名。粟嶋堂には粟嶋明神、宗徳寺ご本尊には阿弥陀如来を祀る。
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「あわしまさん」の愛称で知られ、女性にとっては絶大なパワースポット。婦人病、病気平癒や安産子受、良縁、所願成就など、女性にうれしい御利益があり、厚い信仰を受けてきたお寺。
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一見バナナ風のトロピカルな雰囲気の芭蕉が境内に植えられています。こちらの寺紋である芭蕉紋ゆかり。
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そして人形供養でも有名で、境内には日本人形を中心に並んでいます。粟嶋明神の勧請元である和歌山の淡嶋(粟嶋)神社も同様に人形供養で有名な神社。
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そして余談になりますが、これは以前、その和歌山県の淡嶋神社を参拝した時の様子。境内にはおびただしい数の人形が奉納されており、さらに髪が勝手に伸びる市松人形を所蔵していることでも有名で、よく夏になると特集される心霊スポットめぐりのテレビ番組でも紹介されています。

こんな流れもあり、粟嶋堂でも人形供養されているんですかね。
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お堂の隣。以前にもあった咲分稲荷社。改修工事されたようで、キレイな社になっています。
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お堂の向かいに俳人与謝蕪村の句碑があります。

俳人・与謝蕪村は享保元年(1716年)に大阪で生まれ、20代には関東へ渡り、俳句づくりにいそしむ。特に俳人松尾芭蕉を敬愛し、その行脚生活に憧れ芭蕉の足跡を辿り、修行僧を装い東北地方を周遊し、絵を宿代の代わりに置いて旅をするような修行時代を過ごしました。

その後、40代には京都・宮津に滞在し、京都に定住。その後、結婚し娘を授かり、この近くにある島原の角屋で俳句を教え、以降京都で生涯を過ごしました。
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句碑に詠まれた俳句、


『粟嶋へ はだしまいりや 春の雨』


解説にもありますが、当時蕪村は娘の病気回復を祈願するため、春の雨の中ここを参拝し、その際裸足でお百度詣りする女性を見かけ、自分の娘に重ね合わせて詠んだ句。この俳句からもわかるとおり、昔から女性に絶大な信仰を集めたお寺であり、当時の蕪村の京都での暮らしぶりもわかるような俳句ですね。

詳細情報

名称:粟嶋堂宗徳寺
場所:京都府京都市下京区三軒替地町124
電話番号:075-371-2332
拝観時間:午前9時〜午後5時
公式サイト:http://awashimado.jp/
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