2020年7月2日 更新

【京都夏越の祓え】半年間の厄払い『茅の輪』&映える花手水登場☆学問の神様「北野天満宮」

今回は上京区にある学問の神様として知られる北野天満宮。毎年恒例の夏越の祓え神事に備え、茅の輪が登場。七夕飾りも。

『茅の輪』&花手水&七夕飾りで盛りだくさんの天神さん

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上京区、学問の神様・菅原道真を祀り、全国にある天満宮の総本山でもある北野天満宮。初詣では大勢の参拝客でにぎわい、とくに受験生やその家族が合格祈願にこぞって参拝する場所。

この日は朝のまだ空いている時間帯に、毎年恒例の夏越の祓え『茅の輪くぐり』にやってきました。
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参道には『夏越の大祓』と書かれたのぼりと、楼門には七夕飾り。

6月30日に執り行われる予定の『夏越の大祓』神事は、お正月から6月までの半年間の汚れを祓い清めて無病息災を祈願する行事。
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そして、巨大な茅の輪が登場。この茅の輪をくぐることで半年間の汚れを祓い清めます。
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こちらでも、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、茅の輪の『茅』を持ち帰ることを禁止したり、開閉門の時短措置。
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そして、楼門をくぐって右手にある手水舎。6月限定でこのように花が飾られ『花手水』に。インスタ映えもすることからSNS上でも話題になっていました。
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七夕にちなみ、星梅鉢を思わせる色とりどりの球体が舞うのをイメージしてるんだとか。
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その反対側にも花が飾られ、ダブルで楽しめる状態。多くの参拝客の方が撮影されていました。
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参道にはカラフルな短冊の付いた笹飾り。
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楼門と拝殿の間に建つ中門「三光門」。壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額。天神さんのシンボル的中門として知られ、ここにも七夕飾り。
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そして、本殿前にも楼門前より小さめの茅の輪。

茅の輪の起源は、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が武塔神(むとうのかみ)(素盞鳴尊すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づき、この時期全国の神社で神事として、茅の輪くぐりをする習わし。
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例年なら、「水無月の夏越の祓えする人は千歳の命のぶというなり」と唱えながら、茅の輪を8の字にくぐるわけですが、今年はコロナの影響で一方通行で終了。
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本殿も艶やかな短冊。
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本殿横に短冊もあります。お願い事がある方はぜひ参拝してみてください!

基本情報

名称:北野天満宮
場所:京都府京都市上京区馬喰町
電話番号:075-461-0005
関連サイト:kitanotenmangu.or.jp
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