2023年6月26日 更新

【2023京都夏越の祓】楼門巨大茅の輪くぐり☆恒例『天神市』や花手水も「北野天満宮」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区北野にある学問の神様として知られる神社。6月30日夏越の大祓神事に伴い、境内には茅の輪が登場。そしてこの日は天神市も開催。

楼門の巨大茅の輪登場☆天神市も楽しみました!

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上京区北野にある学問の神様「北野天満宮」
天暦元年(947)の創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代の貴族、学者、政治家であった菅原道真公を主祭神とし、学問・至誠・芸能・厄除の神として広く信仰をあつめる神社。

毎年6月30日に執り行われる夏越の祓神事。それに向けた楼門の巨大茅の輪が登場してるのでは?と。毎年25日に設置予定とのことで、この日はそのタイミングを計ってやってきました。そして、この日は毎月25日に催される縁日『天神市』の日。北野天満宮の一大イベントが同日ダブルで体験できる日ということで、朝から参拝しました。参道には縁日らしく、露店もいつも以上に出店。
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どの神社よりも極太の茅の輪。まだ設置されて間もないということもあり、茅の青さが清々しい光景。ちょうど観光で訪れた、という家族も茅の輪前で記念撮影されてたり。

毎年6月30日に執り行われる神事『夏越の大祓』は、お正月から6月までの半年間の汚れを祓い清めて、残り半年の無病息災を祈願する行事。ここ北野天満宮に限らず、京都の多くの神社で執り行われれる神事。神社によっては茅の輪を設置するところもあり、それをくぐると厄除けが叶うというもの。
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北野天満宮では本殿とこの楼門の2か所に茅の輪が設置され、特にこの巨大茅の輪はこの時期の風物詩でもあります。
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楼門をくぐると、季節の花々を活けた花手水が参拝客を迎えます。こちらは錦市場の『花つね』のご奉仕によるもの。いつも艶やかな花で彩られ、これも北野天満宮をお詣りする時の楽しみでもあったり。
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楼門と拝殿の間に建つ中門「三光門」。壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額。天神さんのシンボル的中門として知られています。
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そして、こちらもう一つの茅の輪が本殿前にあります。
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8の字を描きながらの茅の輪をくぐり、無業息災を祈願します。神社によっても作法がいろいろありますが、ここ北野天満宮では1周目「水無月の夏越の祓えする人は千歳の命のぶというなり」、2周目「思ふ事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな」、3周目「蘇民将来。蘇民将来。」と。この時は皆譲り合いながらそれぞれ8の字にくぐられていました。外国人観光客の方も見よう見まねで合流されていました。
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茅の輪くぐり、本殿参拝後は『天神市』へ。

毎月25日に開催される縁日。その歴史は古く東寺の弘法市と共に地元民にはよく知られているイベント。毎月多くの露店が立ち並び規模の大きい縁日。食品や食器、古い骨董や雑貨、古着、さらに切り花や盆栽、種苗など、様々な露店で販売されます。
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いつもは骨董品を物色したりしますが、この日はもっぱら野菜目当て。まだ8時半ごろでしたが、すでにお店は大盛況で、昼頃にはほとんど完売していたりする人気店。いつも新鮮な野菜をかなり格安で販売されていて、この日は椎茸、ミョウガ、ニンニク、ゴボウ、そしてちょっと珍しい紫トウモロコシで〆て600円弱。安ッ!!

この機会に、ぜひ茅の輪くぐりにご参拝ください!

詳細情報

名称:北野天満宮
場所:京都府京都市上京区馬喰町
電話:075-461-0005
関連サイト:http://kitanotenmangu.or.jp/
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