2021年6月27日 更新

【京都ぶらり】夏越の祓『茅の輪』も登場☆季節の花手水や七夕飾りも「北野天満宮」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区北野にある学問の神様として知られる神社。6月30日夏越の大祓神事に伴い、境内には茅の輪が登場。

『茅の輪』&花手水&七夕飾りで盛りだくさんの天神さん

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上京区北野にある学問の神様「北野天満宮」
天暦元年(947)の創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代の貴族、学者、政治家であった菅原道真公を主祭神とし、学問・至誠・芸能・厄除の神として広く信仰をあつめる神社。

この日、そろそろ夏越の祓神事に伴い、茅の輪が登場してるのでは?とやってきました。
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6月30日に執り行われる『夏越の大祓』神事は、お正月から6月までの半年間の汚れを祓い清めて無病息災を祈願する行事。京都の多くの神社で執り行われます。楼門には、このように極太の茅の輪がわりと早い時期から設置。この茅の輪をくぐることで半年間の汚れを祓い清めます。
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さらに楼門をくぐり、手水舎へ。

もはや恒例になりつつあり、参拝客も楽しみにする人多数の花手水。季節の艶やかな花が飾られています。錦市場の『花つね』のご奉仕によるもの。
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なんとも涼やかですね。少し名残りの時期に移り変わりつつある紫陽花と、これからシーズンを迎える向日葵。七夕にちなみ、北野天満宮の社紋である星梅鉢を思わせる色とりどりの球体が舞うのをイメージしてるんだとか。ちょっと宇宙的な雰囲気も感じます(笑)

で、その花手水の中に『そうだ 京都、行こう。』と書かれた柄杓。現在、JR東海のキャンペーンで実施中。https://souda-kyoto.jp/other/hanatomizu/
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さらに夏越の祓のお札や茅の輪も授与されています。最近では新型コロナウイルス感染予防、早期終息祈願も盛り込まれています。
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さらに、この日が最終日となってしまいましたが、青もみじ苑も史跡御土居で開催中でした。
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そして、参道にはすでに七夕向け、カラフルな短冊の付いた笹飾り。
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楼門と拝殿の間に建つ中門「三光門」。壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額。天神さんのシンボル的中門として知られ、ここにも七夕飾り。
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そして、本殿前にも楼門前より小さめの茅の輪。

茅の輪の起源は、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が武塔神(むとうのかみ)(素盞鳴尊すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づき、この時期全国の神社で神事として、茅の輪くぐりをする習わし。
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昨年は、三密を避ける観点から、茅の輪を通り抜けるのみでしたが、今年は通年どおり8の字を描きながらの茅の輪くぐり。神社によっても作法がいろいろありますが、ここ北野天満宮では1周目「水無月の夏越の祓えする人は千歳の命のぶというなり」、2周目「思ふ事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな」、3周目「蘇民将来。蘇民将来。」と。覚えられないので、これをガン見しながらくぐりました(笑)
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本殿も艶やかな短冊。願い事を書く短冊も授与されています。
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参拝後、いつも天神市の開催される駐車場側を通り、ふと塀を見るとこれが。『まりなげ』て、今となっては雅やかな印象(笑)そんな気づきもあった天神さん参拝でした。

詳細情報

名称:北野天満宮
場所:京都府京都市上京区馬喰町
電話番号:075-461-0005
関連サイト:kitanotenmangu.or.jp
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