2022年10月5日 更新

【京都マニアック】国内外の珍しい石たちが満載☆通称“石ふしぎ博物館”「益富地学会館」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区御所西にあるマニアックな石の博物館。館内には膨大な数の展示石が並ぶ。

珍しい石たちに出会えるちょっとマニアックな博物館

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上京区御所西、出水通沿いにあるこちらの建物。
以前からずっと気になっていた、ちょっと珍しい博物館『益富地学会館』があります。

通称『石ふしぎ博物館』と呼ばれ、国内有数の鉱物・岩石・化石を展示する博物館。昭和48年に鉱物研究家・益富寿之助氏により、「日本地学研究会館」が創設され、平成3年に名称変更し「益富地学会館」として財団法人、さらに平成24年には公益財団法人化された施設。

個人的に最近石に興味があり、訪れてみたかった博物館でしたが、土日祝日のみの公開でなかなかタイミング合わず、ようやく訪問。

 建物は3階建になっており、3階には展示室、2階は図書館と研究室、1階は多目的ホールとミュージアムショップがあります。

館内には地学に関する所蔵標本約20,000点、数千冊の地学関係蔵書、偏光顕微鏡、X線粉末回折装置など研究用機器があり、 年間数千人の見学者が来館する鉱物、化石、岩石研究において国内有数の施設。
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エントランスからして、そのマニアックさが全開。

塀には各種分類された岩ごとにサンプルが比較展示されています。しかも昔高校地学で習ったような専門用語の岩たち。
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さらに、化石も一部展示されています。こちらは魚類化石。
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1階で入館料300円を支払い、展示室へは靴を脱いで階段を上り3階へ。

施設内の撮影は禁止になっていますが、フロアには所狭しと膨大な数の鉱物、岩石、化石、地質標本が展示。中には見たこともないような奇石もあったり、一部手に取ってみたりすることも可能。

関西で採集された石も数多くあり、以前亀岡へ訪ねた時に見た『桜石』などももちろん展示されていました。
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すぐ近くには職員の方もおられ、いろいろな質問・疑問などにも答えて下さり、さらに石に対する興味も増すほど。小学生くらいのお子さんを連れたファミリー層にも人気でした。
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さらに、来たる10月8~10日に益富地学会館主催イベント『石ふしぎ大発見展』が京都みやこめっせで開催予定→ https://mineralshow.jp/

鉱物・化石・石製品の展示即売会で、開催期間中にはイベントや講習会も同時開催され、有料参加できます。そして、鉱物・岩石の無料鑑定会も実施。珍しい石を保有している方はこの機会にプロに鑑定してもらうのもいいかもしれませんね。ちょっと珍しいイベントにもふるってご参加ください!

詳細情報

名称:益富地学会館
場所:京都市上京区中出水町394−2
電話:075‐441‐3280
開館日時:土日祝日限定 10:00~16:00
関連サイト:http://www.masutomi.or.jp/
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