2020年1月26日 更新

【京都和菓子めぐり】季節の甘味『粟ぜんざい』必食!京都を代表する老舗の贅沢空間☆「鶴屋吉信本店」

おおきに~豆はなどす☆今回は上京区、堀川今出川にある和菓子の老舗。創業200年余りを誇る、和菓子作り体験もできるお店。広々とした贅沢空間で季節の甘味『粟ぜんざい』をいただきました。

創業200年余りの老舗和菓子の『粟ぜんざい』

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上京区、堀川今出川。北西角にある老舗和菓子店。創業200年余。よくテレビでも紹介され、和菓子作り体験もできる京都を代表するお店。引きで見るとよくわかるんですが、ビルになっています。
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ここ本店以外に、全国の百貨店にも支店があり、その知名度は絶大。さらには、京都駅構内に新しいスタイルの和菓子の提案をする店舗も構え、老舗らしい伝統菓子と、今のニーズにあった革新的和菓子を柱にした安定感。私も進物を購入したり。
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で、今回はちょっと珍しいおぜんざいがあることを知り、ぜひ食べてみたいと思い、こちらのお休み処へ。
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街中とはいえ、青竹を配した隠れ家的エントランス。と言いつつ、正面店頭からも行けますが(笑)
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一番奥に入り口。
入ると、エレベーターがあり2階へ。
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すると、外観からは想像できない広々とした和の空間が広がります。広すぎて、どこに座ったらいいかとちょっと戸惑うほど(笑)この時客は私一人でした。

中央ガラス張りになっていて、中庭が設けてあり、季節の移ろいを感じる草木も。
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手前にはカウンター席も。
カウンター6席の菓遊茶屋。職人による実演と菓子作りの説明を聞きながら、季節の生菓子とお茶をいただける空間。よく紹介される和菓子づくり体験はこちらで行われます。
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そして、奥には小上がりの茶室もあります。以前来店した時、和服のご婦人団体が来店されてて、茶道絡みのツアーか何かで来らてる様子でした。和菓子とお茶、密接ですからこんな設えもあるんですかね。
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そして、メニュー。
一般的な小倉ぜんざいやおしるこもありますが、今回は最初から粟ぜんざい1210円と決めていたので。この時期の名物だそうです。でも、意外と提供期間長く、5月まで食べられるそうです。
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他、春らしい季節の和菓子もあります。彩りが華やかですね。
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しばらくすると、鶴の彫りを施したお盆に乗って登場。
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蓋を取ると、これまで見てきたおぜんざいとはまた違った風景。細切りの塩昆布が添えられています。そして、鶴マークのお箸。
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ツブツブとした細かい粒の粟に、ぽってり色濃いめの漉し餡のツートーン。なんとも潔さすら感じるような。
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お箸ですくってみると、ねっとりとした質感。蒸した粟の穀物らしいほんのりとした甘みを感じる香りが漂います。

で、一口。
口の中で漉し餡のねっとり濃厚な食感と上品な甘み、そして粟の驚くほどのモチモチ感と後味の粟本来の自然な甘み。素朴でありながら、素材の滋味深い味が貴重にすら思えるほど。
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それぞれ単体で食べてみます。まずは粟。
蒸すとこんなに粘り、一体感がでるのか、と。雑穀らしい雑味が、逆にお餅慣れしてる味覚には新鮮にも思え、美味しく感じたり。
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漉し餡。このぽってり感が出るまで、じっくりと水分を飛ばしながら練り上げられたことがわかる濃厚さ。甘みも控えめでバランスがいいです。
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そして、また一口。
ちょうどお箸でつまみあげると、その部分にそのままのくぼ地ができるような(笑)おぜんざいって、もっと液体的イメージですが。
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箸休めの塩昆布、その後すぐに食べる粟ぜんざいが旨味加わり、ちょっと黒蜜を思わせるようなコクを増します。これはかなりの好相性食材。

この広々とした贅沢空間で、ゆったりと甘味をいただける幸せ。そんなことをひしひしと感じらえる粟ぜんざい、お試しあれ!

ヨ~イヤサ~♪

鶴屋吉信本店 への口コミ

詳細情報

店名:鶴屋吉信 京都本店
住所:京都市上京区今出川通堀川西入る
電話番号: 075-441-0105
営業時間:1階 店舗 9:00~18:00 2階 菓遊茶屋/お休み処  9:30~17:30
定休日:1階 店舗 元日/水曜日に臨時休業あり 2階 菓遊茶屋/お休み処 毎週水曜定休(祝日の場合は営業)
関連サイト:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/default.aspx
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