2020年2月25日 更新

【京の冬の旅】期間限定の寺宝公開など見どころ多数♪『泉涌寺別院雲龍院』【東山エリア】

通年公開されていますが、『京の冬の旅2020』にて通常非公開の寺宝などを拝観出来るので、更に見所が多く風情を楽しめました。

龍に関わる絵画や悟りの窓など、見どころ多数

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泉涌寺別院雲龍院の創建は1372年(応安5年)
後光厳天皇によって創建された泉涌寺の別格本山です。
通年公開寺院ですが、『京の冬の旅』としては8年ぶりの公開で、「星供(ほしく)(星まつり)」の九曜星(くようせい)本尊九体や「後小松天皇肖像画」などの寺宝も特別展示されています。

※公開状況につきましては、公式HPなどでご確認ください。
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正門から入山、鐘楼の周りに白梅が華やかに咲いていました、
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拝観入り口です。
靴は袋に入れて持ち歩きます。
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拝観入り口でいただける、『雲龍院のヘェ〜ポイント』。
雲龍院の魅力をより感じる事ができる内容です。
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拝観入り口では水墨画の龍図がお出迎えしてくれます。
だまし絵のように描かれていて、左右見る方向で印象が変わるように描かれているそうです。
鼻のあたりを観ながら左右に見てみると龍の顔の長さが違って見えるらしいです♪
入ってすぐですが、ここでまず足が止まります(笑)
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れんげの間、しきしの景色。
雪見障子から見える景色を楽しめます。
4つの窓からは、椿・灯籠・楓・松が見える位置に座布団が置いてあり、四季を通して楽しめます。
ここでしか楽しめない風景。演出が素敵ですし、日本らしい風情を満喫できます。
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霊明殿と灯籠です。
道内に後光厳天皇と後円融天皇の坐像が安置されています。
灯籠は最後の将軍徳川義信が寄進したと言われています。
もともと孝名天皇陵にあったそうですが、幕末の混乱期に薩摩藩が放り上げたものを雲龍院のご住職が夜中にこっそり取りに行かせたんだとか・・・少し傾いているらしいですよ!
菊の砂紋も素敵です。
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重要文化財の龍華殿(本堂)。
チケットに描かれた龍の襖絵「双龍風雷図襖絵」を鑑賞することができます。
堂内にはご本尊の薬師如来と日光・月光菩薩が安置されており、静かに心が落ち着きます。また写経道場であり、体験する事が出来ます。(写経は有料)
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悟りの窓といえば源光庵を思い出す方も多いと思いますが、雲龍院にも風情ある悟りの窓があります。
この丸窓は禅における悟りの境地を表していて、この日は紅梅が咲いていました。梅が老木ゆえに、花数が減っていますが、少しでも長く元気でいてほしい木です。
その他はハナカイドウも楽しむことができるそうです。
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迷いの窓。四角い窓は人生における苦しみを表していて、「生老病死四苦八苦」を表しているそうです。桜の季節の終盤にピンク色のシャクナゲを楽しむことができるそうです。
今回の京の冬の旅では、この窓のそばに寺宝の掛け軸が公開されていました。(撮影禁止)
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加茂川真黒石を利用した観音石像。
小さな坪庭で、白砂で砂紋が描かれています。平成に作られたお庭だそうで、シンプルですが、眺めていると心落ち着きます。
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2017年に設置された水琴窟。
やわらかな音が聞けて癒されます。

走り大黒

わらじを履いて走る姿をしている珍しい大黒様。
公式SNSに大黒様の写真が投稿されていました。
京の冬の旅仕様の大黒様、いつもより華やかです!
(撮影不可)
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登り龍に見える背の高い杉の木が印象的な庭園。ずいぶん昔に落雷に遭ったと言われているそうです。
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雲龍院には通年芸術的な生け花が複数飾られています。
どの生け花も綺麗で、雲龍院の景観を損なわず、花を添えています。

龍に関わる絵画や悟りの窓など、見どころが多い雲龍院。
通常公開されていますが、この度の冬の旅でしか見れない寺宝もありますし、ガイドさんが常駐されていますので、詳しく説明していただけます。
この機会に立ち寄られてはいかがでしょうか?

雲龍院へのツイート

「京の冬の旅2020」詳細情報

〜京の冬の旅2020〜非公開文化財特別公開
名称:泉涌寺別院 雲龍院
住所: 京都市東山区泉涌寺山内町36
電話番号: 075-541-3916
公開期間:2020年1月10日(金)~3月18日(水)
公開時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
拝観料:600円
京の冬の旅関連ページ:https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2019/special/public01.php?special_exhibition_id=29
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