2019年6月12日 更新

【京都マニアック通り】平安京の大動脈・朱雀大路があった南北を走る通り☆「千本通」前編

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は市内南北を走る古い歴史ある通り。そして、かつて平安京の中央道・朱雀大路をも含んだ通り。北から南の端まで意外と長距離の千本通をめぐってきました。その前編。

全長約17キロにもおよぶ長い『千本通』を南へぶらり

 (155266)

千本今出川通。その古いたたずまいが他の通りにはない独特さがあり、個人的に興味深い千本通。前々から千本通の歴史に興味があり、ずっと通りをめぐってみたいと思っていて、今回実行。

京都の碁盤の目を南北に走る通りの中でもかなり長く、全長17キロを有する千本通り。もちろん、碁盤の目からさらに伸びているからこその、この長距離なわけですが。

北端は鷹峯になり、本来はそこからのスタートがベストですが、今回は今出川通起点で勘弁してください(汗)
 (155269)

南下して千本丸太町。
 (155267)

 (155268)

この交差点ではかつての平安京を現在の地図に照らし合わせ、大極殿や主要施設の配置図など、当時の都市整備の様子がわかる掲示板が設置。

今ではわりと庶民的雰囲気の千本通ですが、かつては都のメインストリートであったことがうかがえます。
 (155270)

さらに二条通を越え、さらに南下しての三条通。ここから千本通の様子が大きく変わります。
 (155271)

左端隅に見えるのが三条会商店街。そのすぐ前を斜めに走る後院通り。四条大宮に抜けます。そして、手前標識に「千本通」。
 (155272)

三条通以南から急に道幅が狭くなり一方通行に。それでも、意外と交通量多いことに驚きます。
 (155273)

四条通を越え、さらに南下し五条通に抜ける途中の通り沿い。
 (155274)

恵みのひやしあめ発見(笑)ちょうど喉が渇いたので立ち寄ることに。
 (155275)

大サイズ100円でジョッキになみなみと注がれてましたが、飲みきれないだろうと小サイズ50円を注文。

すると、冷凍ケースで氷温状態のひやしあめをご主人が注いでくれます。
 (155276)

キンキンに冷えたやつ。夏場だけ不定期営業されてるそうです。甘くて生姜の効いた美味しいひやしあめにラッキーにも出会えました。
 (155277)

 (155278)

さらに南下して、千本五条。JR丹波口駅。ちょうど線路東側に千本通が走ります。
 (155280)

 (155279)

その周辺にはご存じ、京都中央卸売市場。青果棟を横切ります。
 (155281)

この界隈にもかつての平安京朱雀大路について説明する石板が。このあたりの住所が朱雀であり所縁深く、発掘調査では朱雀大路の一角が発見された場所でもあり。
 (155284)

さらにJR沿いを南下し、市民憩いの場でもある梅小路公園に。すぐ近くには今年新設された新駅・梅小路京都西駅も。
 (155285)

 (155286)

で、ここからが問題なんですが、複数のJR線線路の存在で千本通が中断。その線路先にはまた千本通が続いていることが地図からうかがえるんですが。
 (155282)

迂回ルートをとろうと西へ。すると新千本通を発見。
 (155283)

新千本通は千本通より道幅広めで両側通行可能。交通量もかなり多い通り。
 (155287)

とにかく線路を越えないことには千本通も新千本通も先には行けず、この高架下を通ってさらに南下することに。

今回はここまで。さらに後半へと続きます!

千本通移動マップ

25 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

三杯目 J Soup Brothers 三杯目 J Soup Brothers