2024年4月22日 更新

【京都ランチ】京都イタリアン史上外せない名店!薪窯焼ピッツァ必食「イルパッパラルド」

おおきに~豆はなどす☆今回は東山区、京都国立博物館スグの場所にあるイタリアンレストラン。京都イタリアンの歴史を語る上で外せない名店で、薪釜焼きピッツァは必食。

京都イタリアン史にも関わる京都国立博物館スグの名店

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東山区、京都国立博物館にもスグの場所にイタリアンレストラン『イルパッパラルド(ILPAPPALARDO)』があります。この日は展覧会鑑賞前の腹ごしらえにと、10年以上ぶりに来店しました。

じつは、こちらのお店、京都イタリアンの歴史を語る上では外せない名店で、現在京都イタリアン界において重鎮的存在のイタリアンシェフ笹島さんがシェフを務められていたお店。当時、新進気鋭のイタリアンとして注目を浴び、私もディナーで訪れ、その独創的な料理が今も記憶に残っています。今となってはよく活用される手法かもしれませんが、その当時としては珍しいホールパルミジャーノ上で仕上げるリゾット、温泉卵乗せのパスタなど、ちょっとワクワク感のあるガッツリイタリアンでした。

その後、笹島シェフは独立され『イルギオットーネ』をオープン。京都食材を使った、京都を代表するイタリアンとして周知され、京都のみならず関東圏でも有名に。さらに、そこで研鑽を積まれたお弟子さんも独立され、いづれも名店になっています。

笹島シェフが抜けられて以降、こちらでは本格薪窯焼きナポリピッツァの提供をスタート。そして、時の経つのは早いもので、もう28年ほど営業を続けられているそうです。
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今回は移動中に電話で予約してやってきましたが、お好きな席にどうぞ、ということで、ピザ釜がよく見えるテーブル席へ。店内は他、カウンター席あり半個室の大人数席あり。

時折、生地を伸ばしては窯に入れる作業をするご主人。何度か来店しているので、初めて会った気がしないです(笑)
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ランチは3パターンあり、ピッツァまたはパスタを軸に、前菜、メイン、ドルチェの有無で値段2420~6050円の幅のある設定。

で、今回はもちろん薪窯焼きピッツァを注文するとして、前菜盛り合わせは食べたい、だがしかしドルチェはいらない、というわがままを素直に店の方に伝えると、Bからドルチェ分値引きするのはどうですか?とのお店の提案。願ったり叶ったりで、それに乗っかりました(笑)

さらに、ピッツァはハーフ&ハーフにできますよ、とのことで、マルゲリータ&ブッファラ(+220円)でトータル4070円ランチに。
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今回はピッツァ一択だったのですが、パスタも地元京都の野菜だったり季節の食材をふんだんに使い魅力的なラインナップ。
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まずは前菜盛り合わせ。画像ではわかりづらいですが、一つ一つのポーション多めでけっこうボリューミーです。そして、自家製フォカッチャも添えられています。

左から、ローストビーフバルサミコ添え、わかさぎエスカベッシュ、いさきカルパッチョ、黒豚軟骨入りコッパ、菜の花と桜エビキッシュ。
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新玉ねぎですかね。間違いのないお酒がすすみそうな美味しさ(笑)
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いさきカルパッチョにはとびこ、ディルなど、プチプチ食感と爽やかな味わい。
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ゼラチン質を楽しみつつ、粒マスタードのアクセント。

キッシュも桜エビの香ばしさが口の中に広がり、春満載の味わいでした。
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そして、ハーフ&ハーフのピッツァが湯気をたたえて熱々で登場。右がマルゲリータ、左がブッファラ。
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まずはマルゲリータ。わりと見た目、縁の盛り上がり感とは裏腹に、とても軽い仕上がりの生地で、中央部分はかなり薄め。そこにトマトソース、モッツァレラチーズ、バジルがシンプルに焼かれ、噛みしめるごとに旨味の増す美味しさ。
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さらに、ブッファラにはトマトソース、水牛モッツァレラ、バジル、フレッシュプチトマト。フレッシュトマト効果なのか、バジルの味がこの上なく濃く感じられ、高温で焼かれているのに爽やかさが余韻に。
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味変に少し自家製唐辛子オイルでいただいたり。

今回はわりとシンプルな取り合わせの具材でしたが、トッピングでいろいろアレンジできそうですね。
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最後、ドルチェなしでエスプレッソを。程よい酸味と重厚さ。

ロケーションも相まって、ゆっくりと美味しいイタリアンを楽しめました。お店に来店されてる客層も、女子会だったり御年輩夫婦であったり、観光客だったり、もちろんお一人様だったり、お店の歴史が長いということもあるのか、包容力のある雰囲気でした。

また、展覧会鑑賞の折には立ち寄りたいですね。そして、ピッツァはテイクアウト可能とのことで、お天気のいい日には博物館のお庭でランチもいいですね。ご参考に。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:イルパッパラルド
場所:京都市東山区妙法院前側町451−1
電話:075-533-3330
営業時間:ランチ11:30 - 13:30 ディナー18:00 - 20:30
定休日:火・水曜日
公式サイト:http://www.ilpappalardo.com/index.html
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