2021年9月12日 更新

【南禅寺】古都の雅やかな夏の情景。穴場的な蓮池、壮大な三門と水路閣、青もみじ【京都花めぐり】

少し秋めいてきましたが、まだ残暑が残るこの頃。意外と知られていない南禅寺の蓮池と、境内の夏景色を紹介します。

夏も美しい南禅寺

ねじりまんぼ

ねじりまんぼ

南禅寺の創建は1291年。臨済宗南禅寺派の本山で、京都五山の別格扱いの寺院です。
アクセスは、京都市営地下鉄蹴上駅(けあげ)から徒歩約10分程です。
蹴上駅からは、この「ねじりまんぼ」を通って向かいます。
南禅寺は紅葉の名所としても名高いですが、夏は蓮が咲き誇ります。三門や法堂なども壮大で、青もみじも楽しめます。そんな夏の風景を紹介します。

放生池の蓮

 (211600)

勅使門の前、南禅会館と駐車場そばの放生池に、びっしりと蓮が植わっています。
南禅寺へ向かう方は、中門や三門を目指して向かう方が多いので、この蓮池に気づかない方が多いかも・・・?
最近は知名度が上がってきたかもしれませんが、まだまだ穴場のように思います。
 (211604)

勅使門への橋から蓮を見る事が出来、より身近に楽しめます。
他の寺院は、池を囲われている所が多いので、この橋を渡れること自体、貴重だと思います。
 (211602)

この日は見頃前のタイミングだったようで、つぼみが多かったです。
南禅寺の蓮は、7月末頃から楽しめる事が多く、京都市内の蓮の中では、ゆっくり目に咲く印象です。
 (211603)

蓮の花言葉は、「清らかな心」。
仏様と繋がりがある花というイメージで、見ていて心洗われます。
中門

中門

蓮池を後にして、中門から境内へ向かいます。

三門

重要文化財 三門

重要文化財 三門

南禅寺三門は正式には三解脱門といいます。
創建当初、一度焼失し、1628年に再建され現在に至ります。
三門といえば、「絶景かな、絶景かな」石川五右衛門の伝説も有名ですね。
三門内は通年拝観可能です。(要拝観料)以前三門を拝観した時に、入り口で三門について演じられた、歌舞伎の写真が飾ってありました。
「この門を入れば涼風おのづから」

「この門を入れば涼風おのづから」

三門への参道に大きな句碑があります。
僧侶であり、俳人の森永湛堂老師自筆の句だそうです。
 (211607)

夏の空と壮大な三門。見上げた姿は壮観で、深呼吸したくなりました。
 (211628)

三門を抜ける風が心地よいです。
こちらに腰かけて涼みたくなります。
 (211608)

三門北側です。
どこから眺めても、その姿は壮観です。
 (211609)

青もみじと三門です。
紅葉の葉先が少し赤っぽいですね。
暑さで焼けているのかもしれませんが、
今年も素晴らしい紅葉を見せてくれることを願いたいと思います。

法堂

法堂 はっとう

法堂 はっとう

三門より奥へ進むと法堂があります。
法堂は公式の法要などが行われる所で、南禅寺の中心的な建物です。
二度の焼失を経て、1902年(明治42年)に再建されました。
法堂の黄色い壁は他ではあまり見ることがなく、品格の高さを感じます。
こちらも威風堂々とした姿が印象的です。
 (211611)

法堂と葉桜になった桜の木です。
春は火灯窓と桜のコラボが楽しめます。

水路閣

 (211613)

法堂のそば、南側にある水路閣は、888年(明治21年)に完成。
琵琶湖疏水の建造物で水路閣を思い出される方も多いと思います。
田辺朔郎さんの設計、デザインで、このレンガ造りとレトロ感が人気です。
この日、観光客の方はまばらでしたが、久しぶりに着物姿の方を見かけました。
やはり人気の観光スポットですね。色んなポーズで撮影されていました(笑)
水路閣の年月を経たレンガ造りは、青もみじの鮮やかさを引き立てていて、とても素敵でした。
秋の紅葉も楽しみです。
 (211614)

水路閣では、アーチのような橋脚が、折り重なったトンネルのように見える景色が人気です。
水が溜まっていたら、トンネルが映り込んで、リフレクションも楽しめます。

今回は南禅寺の蓮と境内の夏景色を紹介しました。
蓮はもう終盤かと思いますが、青もみじは深緑から少しずつ紅葉へと移り変わっていきます。
コロナ禍ではありますが、今年の紅葉を楽しみに、秋の深まりを待ちたいと思います。

南禅寺 on YouTube

スポット情報

名称:臨済宗大本山南禅寺
住所:京都市左京区南禅寺福地町
電話番号::075-771-0365(臨済宗南禅寺派宗務本所)
関連ページ:https://nanzenji.or.jp/
26 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

m.m m.m

オススメの記事

今注目の記事