2019年2月6日 更新

こんなホテルはじめて!インスタグラマーの世界観を再現「まるごとホテル」誕生【清水五条】

このたび、市内中心部に新しいホテルが誕生します。「まるごとホテル」という名前で、”おもてなしアート空間”が広がるホテルです。インフルエンサーやクリエイターが立ち上げたというのも、今までにない取り組みで注目が集まっています。

新しいコンセプトのホテルが生まれます

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京阪電車・清水五条駅や、地下鉄五条駅から徒歩10分ほどの場所に、新しいホテル「まるごとホテル」が誕生します。「まるごとホテル」は、インフルエンサーやSNSで人気のクリエイターが立ち上げたという、今までにないコンセプトのホテル。アートが主体のホテルはすでにありますが、こういった趣旨のホテルは初めてではないでしょうか。
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オープンは3月はじめの予定で、現在着々と準備が進められています。先日、オープンに先立ちお披露目会がありましたので、その時の様子を交えて紹介します。

ホテルの客室を監修した、小野慎二郎さん、パントビスコさん、田中達也さんがそれぞれ登壇。対談というかたちで、ホテルの紹介が行われました。
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「柴犬まるの飼い主」として、Instagramのフォロワー数が250万人を超える、人気インスタグラマーの小野慎二郎さん https://www.instagram.com/marutaro/

彼の呼びかけに、国内外で評価の高い、ミニチュア写真家・田中達也さん
https://www.instagram.com/tanaka_tatsuya/

“謎のクリエイター“としてSNSで絶大な人気を誇るパントビスコさん https://www.instagram.com/pantovisco/ が賛同。
左から 田中達也さん、パントビスコさん、小野慎二郎さん。

左から 田中達也さん、パントビスコさん、小野慎二郎さん。

「おもてなしアート空間」をテーマに、それぞれの世界観が存分に表現された客室が特徴。「まるごとホテル」の「まるごと」は、柴犬まるの”まる”や、マーゴット(マルゴット)という響きが由来。マーゴットはフランス人女性に多い名前だそうで、外国人でも発音やすいこと、ゆくゆくは建物全部を”まるごと”ホテルにしたいという想いから、この名前にしたそうです。
おもてなしアート空間とは
アートは言語の壁を越えます。インスタグラムやTwitter等のSNSを中心に活動しているアーティストはフォロワーに対して常にアートでおもてなしをしています。「自分のアカウントに訪れてくれてありがとう。この世界観でお過ごしください」といった感覚で活動しています。この「おもてなしアート空間」はSNSの世界をそのままにプロデュースしたアーティストの世界観を現実の世界に表現した空間を意識しています。
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こちらはホテルのロゴマーク。くるっと丸くてかわいいですよね。これはまるのしっぽをモチーフにしたのだとか。確かに柴犬のしっぽだ!笑
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対談では、まるのミニチュアもご挨拶。めっちゃかわいい〜と和んでいたら…
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ホテルに本物!!これには参加者みなびっくり。でもかわいい〜♡と熱い視線を一身に集めていました。たくさんの人でひしめきあっていたのに、我関せずとマイペースのまる。さすが人気犬、大物の風格を感じました。

それぞれの世界観が再現された客室は魅力たっぷり!

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もともと寮だったという一室を改装したそうで、集合住宅の一角にありながら2階建ての構造になっています。小野さん、田中さん監修の部屋が2室ずつ、パントビスコさん監修の部屋が1室の計5室で、1階に1室、2階に4室の配置だそうです。

こちらは玄関の様子。まるの写真が出迎えてくれますよ。
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順に部屋を見ていきましょう。こちらは田中さんの1つめの部屋で、1階にあります。
「和」がテーマだそうで、壁には京都の展示用に用意された、ストローを竹林に見立てたもの。和服女性が和を演出しています。
布団のカバーが黄色と黒のツートンですが、玉子焼きのお寿司を表しているんだそう。白い布団がシャリで、まんまにぎり寿司に見立てられていて、なんともユニークでおいしそう。
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壁にも寿司やお茶など、和を感じさせる作品が展示されています。よく見ると実際使われたフィギュアもすみにちょこんと。間近でじっくり鑑賞できるのもうれしいですね。
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こちらは田中さんの2つ目の部屋。こちらは和とは対象的な「洋」がテーマ。京都はパンの消費が盛んということで、パンをメインにレイアウトされています。田中さんの説明を聞きながら撮らせていただきました。同じ作家さんでも、和と洋では雰囲気が全く違っていておもしろいですよね。

布団のカバーのカラーは変わるかもとのことですが、洋の部屋じゃ、サンドイッチをモチーフにしたカラーにするそうですよ。
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ソファーのあるスペースにも作品が展示されていて、田中さんの世界に酔いしれることができます。
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そしてテーブルには、壁のクロワッサンの本物が。まじまじ見ていたら、時間がいくらあっても足りない〜いろんな角度から時間を気にせず鑑賞できるなんて、しかも写真撮り放題だなんて、なんて贅沢なんでしょう…!ファンにはたまらない空間ですよね。なんだか寝るのがもったいない!?
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画像は、2海へ上がる階段スペース。パントビスコさんのキャラがいっぱい貼られていてポップでキュート。
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パントビスコさんの部屋は、これまでInstagramで発信してきた作品が壁一面に貼られていて圧巻!その数2,000枚とか!?選ぶだけでも大変だったそうです納得…。
枕元には、ぺろちなどキャラのぬいぐるみが用意されていて、添い寝をしてくれますよ。
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毒舌だったりコミカルなものなど、味ある作風が多いですが、癒やしキャラ「やさ村やさし」さんもいますよ♡
笑ったり癒やされたりどれもおもしろくて、ひとつひとつ読んでいたら徹夜必至!?パントビスコさんらしい部屋で、これまたファンにはたまりませんね。
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ふと目を見やると、何やら書かれている様子。部屋のボタンに「人生のリセットボタン」なんて書かれてる…これちょっと怖くて押せないんですけど!?笑 でも普通のボタンですので、遠慮なく押してください。こんなユーモアセンスもパントビスコさんならでは。
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そのあとにサインもされましたが、日付がめっちゃ未来…4年後って何?笑 もういちいち面白くてツボでした!
寝られないかもしれませんが、絶対退屈しないパントビスコさんの部屋は1室のみ。これは競争率高そうですね。
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小野さんのまるの部屋は、まだ出来上がっていないということで、今回は見学することができませんでした。出来上がったらまた取材しますので、今しばらくお待ちください。オープン日などの詳細も追ってお知らせします。

それぞれ3人のファンの方もそうでない方も、部屋で過ごす時間が楽しいに違いない「まるごとホテル」のスタートに、どうぞご期待くださいね。

information

住所:京都市下京区下鱗形町534-1 シャトーあと村101号
アクセス:京阪電車 清水五条駅下車 徒歩約5分/市営地下鉄 五条駅下車 徒歩約7分
Instagram:https://www.instagram.com/marugott_hotel/
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