参道の青モミジを眺めながら、本堂に。今日は珍しく一眼カメラマン御一同が少なく、境内に人影は少ない。
紅葉の際はかならず同じ位置から写真を撮るお気に入りアングルからパチリ。
本堂の裏手から、金戒光明寺の三重塔方面に。石段を下りていくと、こういうアフロな石像が。超有名ですが、正式名は「五劫思惟阿弥陀仏」なる仏像だ。
こちらの仏像はにらめっこしているだけでほっこりしてくるかもですな。
名前にある「五劫(ごこう)」とは落語好きなら「五劫の擦り切れ(出典は寿限無)を聞いたことがあるかもだが、長い長い時間の単位なのだ。 三千年に一度、天女が天から下りてきて十里四方もある大岩を、着ている「羽衣」という薄い着物でサラリと擦る。
そうして、擦られた岩が擦り切れて無くなってしまうまでの時間が1却だそうな。(ネットを検索すると、5却の時間を計算した奇特な人が居て、510,000,000,000,000,000,000年 という、まぁ無限に近いような年月らしいです)