2018年11月11日 更新

【京都ランチめぐり】黄檗宗開祖・隠元禅師が伝えた中国式精進料理!お寺で食べる普茶(ふちゃ)料理「萬福寺」

宇治・黄檗にある禅宗・黄檗宗総本山のお寺。中国僧である開祖・隠元禅師によってもたらされた中国式の精進料理、普茶料理が食べられることでも有名。ある意味、京都ならではなランチ。

黄檗宗総本山萬福寺で食べられる普茶料理

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宇治市黄檗にある禅宗である黄檗宗総本山萬福寺。禅宗には他、臨済宗や曹洞宗があり、いずれも修行のひとつとして精進料理を食すことでも知られる。
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日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した宗派で、1661年に中国僧・隠元禅師が開山。その影響で、寺名や寺院の建築様式も中国式。他のお寺にはないエキゾチックな雰囲気も漂う境内。
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そんな境内の一角で、隠元禅師が中国から伝えた精進料理である普茶(ふちゃ)料理が食べられる場所があります。以前からずっと気になっていてようやく訪問。当日でも空きがあれば食事できますが、予約が無難。
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大きな会館のような建物に靴を脱いで入室。広い畳部屋が幾つかあります。
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中は和室ですが、テーブルと椅子になっていて、それぞれ衝立があり、さらに部屋の周りには仏画が中心に飾られています。
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今回は予め普茶弁当3240円を電話で予約。こちらがそのお弁当。「普茶」と書かれています。「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味。

ざっくりとですが、普茶料理とは中国式精進料理。ベースとしては日本の精進料理と同じですが、
葛と植物油を多く使い濃厚な味わい、さらに肉や魚に擬した「もどき」料理なども特徴のひとつ。
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こちらが普茶弁当。お弁当のほかに葛仕立てのすまし汁も付きます。
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こちらは炊き合わせとデザート類。
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「油ジ」と呼ばれる下味をつけた野菜などを揚げたもの。「雲片」と呼ばれる野菜の切れ端を炒め、葛寄せにしたものなど。
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こちらも普茶料理の代表的一品・胡麻豆腐。日本の精進料理でも有名ですが。
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栗ごはん、香の物。
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で、炊き合わせもいろいろ入っていて盛りだくさん。
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飾り切りの木の葉南瓜やもみじ麩で秋らしい演出。
炊き合わせはどれも薄味。塩味、旨味、甘味の認識できるような調味もわりと控えめ。素材の味重視。
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隠元禅師が日本に持ち込んだとされる、インゲンを使った黒胡麻和え。濃厚な味わい。
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