2024年5月26日 更新

【京都】 塩ラーメンでNo.1を目指す!『鶏そば223(つつみ)』【北大路ラーメン直道】

北大路通りの烏丸から松ヶ崎通りまでの直線道路は多くのラーメン屋が軒を並べ、一乗寺の「ラーメン街道」に勝るとも劣らぬラーメン激戦区です。そんな激戦区にあって「塩ラーメンでNo.1を目指す!」と公言して憚らない『鶏そば223(つつみ)』に行ってきましたので、その様子をご報告いたします。

塩ラーメンでNo.1を目指す!

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京都市内の北部を走る「北大路通り」は言わずと知れた主要な幹線道路のひとつです。
沿線にある地下鉄北大路駅は、西賀茂・上賀茂方面の路線バスの主要な発着点で、地上に「イオンモール北大路店」もあることから広範囲に及ぶ地域住民の交通とショッピングの最重拠点です。

そんな北大路通りの西は烏丸通り、そして東は松ヶ崎通りまでの直線区間には多くのラーメン店が軒を並べ、一乗寺の「ラーメン街道」に勝るとも劣らないラーメン激戦区となっています。
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『鶏そば223(つつみ)』はそんな激戦区にあって「塩ラーメンでNo.1を目指す!」と公言して憚らない新進気鋭のラーメン店です。

店名は「223」と書いて「つつみ」と読む

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まず店名ですが、「223」と書いて「つつみ」と読みます。
店名は店主の堤啓太さんのお名前から命名されているようです。
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こちらの場所に以前は「九九ッ(きゅうくつ)」というラーメン店があったのですが、惜しまれつつも閉店してしまいました。

「鶏そば223」はその「九九ッ」の店舗を居抜き改装し、新たに出店しました。
どちらの店名に数字が使われていますが、ご関係はないとのことです。

こだわりの塩ラーメン

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「鶏そば223」は「塩ラーメンでNo.1を目指す!」と公言しているだけあり、メニューはすべて塩ラーメンです。
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塩は店主が厳選したアンデス岩塩・ケランド海塩など4種類をブレンドして使用しています。
塩の辛味にはカドがなく、とてもまろやかで甘味にも似た豊な風味を感じます。
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こうした塩のこだわりと選び方は、店主が「美塩ソムリエ」の資格をお持ちだけのことはあります。

塩との相性が抜群の鶏系スープ

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スープは丹波黒鳥のガラと京赤地鶏肉を使用。
澄んだスープにコクのある鶏油が美しく浮いています。
塩ラーメンにはまさにうってつけの鶏系スープでした。
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麺はスープがよく絡む縮れ麺を使用。
適度にコシがあり、モッチリしているのに歯切れが良い麺でした。
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トッピングの鶏チャーシューは、ふっくら柔らかで食べ応えがあります。
サクサクとした食感も良いアクセントとなっていて、麺と鶏チャーシューの往復で最後までテンポよくいただくことができました。
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「鶏そば223」の塩ラーメンには香の良い「姫みつば」と季節の柑橘の皮が散らされていて、爽やかな清涼感がいっぱいです。
その上で、卓上には「味変」用に「特製オリーブソース」が用意されているのですが、これを加えると清涼感にオリーブのまろやかさが加わり、また違った味わいを楽しむことができました。

平日の朝限定で「夜223」の人気メニューを試食

「鶏そば223」は朝8時から営業していて「朝ラー(朝ラーメン)」がいただける貴重なお店です。
代わりと言ってはなんですが、夕方は15時までの営業で夜は営業をしていません。
しかし日曜日だけ限定で夜も営業をしています。
夜のメニューは昼のラーメンとはまた一味違い、まるでフレンチのコース居酒屋のような味わいです。
その「夜223」で人気の数品を、平日の朝9:00~10:30限定で試食することができます。
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塩ラーメンはもちろんですが、こうした店主の創作料理の数々もいただきに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報

<鶏そば223>
 ◇営業時間
  ・08:00~15:00(火~日)
  ・18:00~21:00(日のみ夜の部営業)
 ◇定休日
  ・月曜日
 ◇平均予算
  ・1000円
 ◇席数
  ・7席(カウンターのみ)

アクセス

 ◇住所
  〒606-0827
  京都府京都市左京区下鴨西半木町70-2
 ◇電車
  ・京都市営地下鉄:北大路駅より 徒歩10分
 ◇バス
  ・京都市バス:植物園前より 徒歩3分
 ◇駐車場
  ・ナシ
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柳町イズル 柳町イズル