2022年6月9日 更新

【京都ぶらり】NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で注目☆後白河法皇ゆかり「法住寺」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区、東山七条にある、現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも注目のお寺。

大河ドラマファンなら訪れたい後白河法皇ゆかりのお寺

 (224610)

東山区、東山七条エリアにある天台宗寺院『法住寺』があります。すぐ向かいには三十三間堂があり、お寺に隣には俵屋宗達の名画や血天井で知られる養源院もあります。

今回は、現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場する後白河法皇ゆかりのお寺であることを知りやってきました。初訪です。
 (224611)

平安時代中期、藤原為光により創建されたお寺。その後寺を中心に後白河法皇の御所『法住寺殿』ができ院政期に。木曾義仲により法住寺殿は焼き討ちされ、その数年後に後白河法皇は崩御。以降、後白河法皇ゆかりのお寺として知られています。
 (224616)

さらに、山門の南隣にもう一つ、白い漆喰が塗られた竜宮門形式の山門があり、かつて旧御陵の正門だった名残りを残しています。
 (224612)

境内中央には鬱蒼と葉の茂った枝垂桜があり、春には桜の名所として知られているんだとか。
 (224617)

参道には鉢植えの蓮が飾られ、つぼみも膨らみ、開花時期間近といった様子。
 (224618)

 (224614)

本堂前にはコンパクトな枯山水があり、ちょっとモダンな印象も与えています。
 (224613)

 (224615)

そして、本堂。
ご本尊には不動明王像(身代わり不動尊像)が祀られています。寺伝では円仁(慈覚大師)が造立した平安期の作と伝わっています。義仲の焼き討ちの際には法皇の身代りとなったことから、開運・厄除けの御利益があるといわれています。その御利益から、赤穂浪士・大石内蔵助が討ち入り前に参拝したと伝わり、四十七士の像も安置されています。

さらには漫画『サザエさん』の作者・長谷川町子さんの菩提寺でもあり、没後お寺に分骨されています。境内には長谷川さん直筆のサザエ・ワカメ・タラちゃんを描いた色紙も展示。

大河ドラマでは俳優・西田敏行さんが後白河法皇役を熱演され、すでにストーリーでは崩御されたところ。大河ドラマファンなら訪れたいお寺ですね。

基本情報

名称:法住寺
住所:京都市東山区三十三間堂廻り655
電話番号: 075-561-4137
関連ページ:https://hojyuji.jp/
13 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【京都ぶらり】NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で注目☆後白河天皇 「法住寺陵」

【京都ぶらり】NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で注目☆後白河天皇 「法住寺陵」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区、東山七条にある、現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも注目された後白河天皇の御陵(墓所)。
【京都ツウ】NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場した後鳥羽上皇ゆかりの地「五辻殿跡」

【京都ツウ】NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場した後鳥羽上皇ゆかりの地「五辻殿跡」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区西陣にある史跡。昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも注目された人物の史跡。
【保存版】京都オススメの平清盛ゆかりスポット☆NHK大河ドラマやアニメで注目【厳選5所】

【保存版】京都オススメの平清盛ゆかりスポット☆NHK大河ドラマやアニメで注目【厳選5所】

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は、今NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』やテレビアニメ『平家物語』で再び注目を浴びる平安時代末期の武将・公卿である平清盛ゆかりのオススメスポットを集めました。
【京都史跡】豊臣秀吉の築造『御土居』&NHK大河ドラマでも注目『山本覚馬・八重邸宅』

【京都史跡】豊臣秀吉の築造『御土居』&NHK大河ドラマでも注目『山本覚馬・八重邸宅』

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は中京区、河原町御池西南角にある石碑。戦国武将・豊臣秀吉とNHK大河ドラマ『八重の桜』ゆかりの史跡。
【京都ツウ】展覧会&モダン建築だけじゃない☆知る人ぞ知る穴場展示「京都国立博物館」

【京都ツウ】展覧会&モダン建築だけじゃない☆知る人ぞ知る穴場展示「京都国立博物館」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区、京都国立博物館の敷地内のお庭にある屋外展示。レアな遺跡が展示される知る人ぞ知る穴場スポット。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

三杯目 J Soup Brothers 三杯目 J Soup Brothers