目次
はじめに
今回は辰年にちなみ、龍にまつわる幸運スポットとして『滝(瀧)』が大注目。龍と滝は古くから深い関係があるとされ、龍は水の神様の一種。雨を降らせたり、水難を防いだりする力を持っていると信じられ、龍神信仰へと発展していきました。中でも滝は、龍が住み、昇天する場所として、神秘的な存在として崇められてきました。そこで、今回は京都にあるオススメの滝を集めました。
世界をも魅了する観光スポット・清水寺『音羽の滝』
京都唯一の“日本の滝100選”「金引の滝」
京都府宮津市の山中にあり、京都で唯一日本の滝100選にも選ばれる名滝『金引の滝』。金引、白滝、臥龍の三滝から構成される滝ですが、その中でも一番規模の大きいのが、この金引の滝。高さ40m、幅20mあり、巨大な岩肌をなでるように優しく流れる滝は、右側の男滝、左側の女滝からなり、両性具有の象徴として神格化されています。
名称:金引の滝
場所:京都府宮津市滝馬
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お酒の神様・松尾大社の神聖な滝『霊亀の滝』
西京区嵐山に鎮座するお酒の神様として知られる神社『松尾大社』。その本殿裏の背後にある霊山・松尾山から注ぐ滝『霊亀の滝』。落差約8mで水量は多くはありませんが、その霊験あらたかな雰囲気に誰しも圧倒される場所。滝には水の神・罔象女神(みづはのめかみ)を祀る滝御前もありパワースポット的滝の一つ。
名称:松尾大社
場所:京都府京都市西京区嵐山宮町3
関連サイト:http://www.matsunoo.or.jp/
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嵐山渡月橋スグ☆歌川広重に描かれた幻の滝!?「戸無瀬の滝」
右京区、京都随一の観光スポットとして知られる嵐山渡月橋スグの場所にある滝『戸無瀬の滝』。現在では存在感の薄い滝で、つい見過ごしてしまいそうな緩やかな滝。ですが、かつてはの江戸時代の浮世絵師・歌川広重の『六十余州名勝図会』にも描かれた大滝。平安時代から和歌で詠まれ、鎌倉時代の中期には藤原定家の息子・為家がこの滝の様子を歌に詠んだとか。
名称:戸無瀬の滝
場所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12
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知る人ぞ知る南禅寺奥の院山中の修行滝『駒ヶ滝』
左京区岡崎にある臨済宗大本山南禅寺。その塔頭・最勝院高徳庵からさらに山中に分け入った奥の院の滝『駒ヶ滝』。鎌倉時代、天台密教の駒道智大僧正が隠棲した場所であることから僧正の霊地「神仙佳境」として知られています。駒ヶ滝は、滝行の場にもなり、滝のそばには駒ヶ滝不動尊像や烏天狗像が祀られ、滝の前には祠や多くの石仏も。さらに滝の上には大きな岩室があり、中には大日如来と厳島弁財天などが祀られています。
名称:最勝院 高徳庵
場所:京都市左京区南禅寺福地町86−2
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最後に
いかがでしたか?どの滝もまさしく龍神が宿る場所とも言える神聖な雰囲気。また滝の飛沫にはマイナスイオンが豊富に存在し、細胞や脳が活性化される健康効果もあると言われ、滝のあるところに龍神さまの御利益あり、と言えるかもしれませんね。ご参考に。
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名称:音羽山 清水寺
場所:京都府京都市東山区清水1丁目294
公式:http://www.kiyomizudera.or.jp/
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